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あなたは定期? それとも終身? プロが教える「生命保険」選びのポイント

「定期」「養老」「終身」。これらを聞いたことがない人は少ないと思いますが、その違いが明確にわかる人はどれくらいいるでしょうか? 「生命保険選びで困っている」「家族構成が変わって見直しを考えている」――。そんな人のために、生命保険の基礎的な仕組みから、それぞれのタイプの特徴までを丁寧に解説します。

生命保険に入る意味

 生命保険は「死亡した時」「入院した時」「働けなくなった時」などの「万が一」や「老後」に備えるものです。毎朝会社に出勤し、給料を受け取り、週末は家族と過ごす。そのような生活が「普通の状態」であれば、「万が一」や「老後」は「普通でない状態」といえます。

 一家の大黒柱が亡くなれば、生活費や学費などをまかなえなくなります。病気やけがで入院した場合も突然の支出が発生します。「働けない」。これは最も深刻で、長期間にわたれば、死亡時と同様の経済問題に苦しむことになります。そして「老後」。これはほとんどの人に関係します。私たちは普段、自分が突然亡くなったり、働けなくなったりすることをイメージできません。しかし、こうしたリスクは基本的に私たち全員が抱えているのです

 そうしたリスクに見舞われた時、金銭面で私たちの生活をサポートしてくれるのが生命保険です。自分のリスクを理解し、それぞれのニーズに応じて生命保険をうまく活用することで、安心して生活することができます。

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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