あなたは定期? それとも終身? プロが教える「生命保険」選びのポイント
「定期」「養老」「終身」。これらを聞いたことがない人は少ないと思いますが、その違いが明確にわかる人はどれくらいいるでしょうか? 「生命保険選びで困っている」「家族構成が変わって見直しを考えている」――。そんな人のために、生命保険の基礎的な仕組みから、それぞれのタイプの特徴までを丁寧に解説します。
生命保険に入る意味
生命保険は「死亡した時」「入院した時」「働けなくなった時」などの「万が一」や「老後」に備えるものです。毎朝会社に出勤し、給料を受け取り、週末は家族と過ごす。そのような生活が「普通の状態」であれば、「万が一」や「老後」は「普通でない状態」といえます。
一家の大黒柱が亡くなれば、生活費や学費などをまかなえなくなります。病気やけがで入院した場合も突然の支出が発生します。「働けない」。これは最も深刻で、長期間にわたれば、死亡時と同様の経済問題に苦しむことになります。そして「老後」。これはほとんどの人に関係します。私たちは普段、自分が突然亡くなったり、働けなくなったりすることをイメージできません。しかし、こうしたリスクは基本的に私たち全員が抱えているのです。
そうしたリスクに見舞われた時、金銭面で私たちの生活をサポートしてくれるのが生命保険です。自分のリスクを理解し、それぞれのニーズに応じて生命保険をうまく活用することで、安心して生活することができます。
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