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「手数料を知らずに資産運用」が半数以上も! 独身女性1000人「保険と投資」のリアルな実情

独身女性を対象とした「保険と資産運用に関するアンケート」の結果を発表。独身女性の「保険と投資」の実情が浮き彫りとなりました。

保険と資産運用、どうしてる?
保険と資産運用、どうしてる?

 AIを活用した商品開発などを行うMILIZE(ミライズ、東京都港区)が2022年5月、独身女性を対象に行った「保険と資産運用に関するアンケート」の結果を発表しました。

42%が「保険加入時に社会保障を考慮していない」

 調査は、婚活パーティーサイト「オミカレ」に登録している20歳以上の独身女性を対象に、インターネットリサーチで実施。1028人から回答を得ています。

 まず、「保険に加入しているか」を聞いたところ、「はい」と回答した人は全体の74%という結果に。毎月の保険料の分布は「1万1円~2万円」(24.9%)、「5001円~1万円」(24.6%)、「1001円~5000円」(22.8%)でした。

 なお、実際に購入した保険商品の1位は「医療保険」(411人)。2位以下は「終身保険」(382人)、「自動車保険」(313人)と続いています。

 保険といえば、加入時に社会保障のことも含めて検討する必要があります。しかし、「保険加入時に社会保障を考慮したか」と聞いたところ、「考慮していない」と答えた人が42%に上った他、「社会保障を知らない」人も13%という結果に。保険加入者の半数以上が、社会保障を理解していないまま保険に加入している可能性があるようです。

 では、独身女性の「資産運用」の実情についてはどうでしょうか。資産運用については、「している」人が全体の35%と、保険加入よりも慎重になっていることがうかがえる結果に。なお、資産運用をしている人のうち、「自分が保有している運用商品の手数料を知っているか」と聞いたところ、「知らない」と答えた人が56%と、半数以上が「運用商品の手数料を知らないまま運用している」という実情が浮き彫りとなりました。

 調査結果を受けて、同社は「日本は社会保障が手厚く、全国民に素晴らしい保障がある。それなのに社会保障を考慮せず、民間の保険に加入するのは非常にもったいないこと」「『資産運用では手数料がいくらか』は非常に重要。投資商品手数料の認知度が高まってほしい」とコメントを寄せています。

(オトナンサー編集部)

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