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保険加入時に「性病」は告知すべきか 真に怖い“もう一つの”告知も…

生命保険加入に必要な「告知」。過去の病歴や健康状態を問われるものですが、中には「人に言いたくない」病気もあります。男性にとっては「性病」がその代表です。

生命保険加入と性病の関係とは

 生命保険に加入する際に「告知」というものがあります。

 これは過去の病歴や現在の健康状態について問われるもので、この情報を基に保険加入の可否が判断されるのですが、虚偽の告知をすると、死亡や入院などでいざ保険を申請した際「告知義務違反」となり、最悪の場合、契約を解除されて保険金や給付金が受け取れない事態になってしまいます。

 そのため、正直かつ正確な告知が求められますが病名によっては、「人に言いたくない」ものもあります。たとえば、女性は堕胎や不妊治療、子宮などに関する女性特有の病気については、あまり言いたくないのが本音でしょう。

 男性の場合は「性病」がその筆頭です。クラミジアや淋病など、主に性風俗で感染するこれらの病気は「恥ずかしい病気」であり、あまり大っぴらにしたくはありません。

 保険加入の際は、これらの病気についても告知する必要があるのでしょうか。

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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