初心者必見! 知っておきたい「株式」の基礎知識
株式投資のリスク
株式投資のリスクは「株式投資の魅力」の裏返しと言えます。
まず1つ目に「株価下落リスク」があります。配当は変化しなくても、先行きの業績が悪化しそうだと投資家が考えると、株価が大幅に下落する場合があります。株価は上がる時も、下がる時も、理論的に限界はありません(1日あたりの変動幅制限はあります)。つまり、100円で買った銘柄が、しばらくたつと1円になってしまうこともあります。
2つ目に「減配リスク」が挙げられます。業績が悪化することで、それまで配当を行ってきた会社が配当金を減らしたり、ゼロにしたりする場合があります。
3つ目は、最大のリスクである「倒産リスク」です。業績が非常に悪化し、会社が存続できなくなると、株主が出資したお金もすべて無くなり、株式は「紙切れ」になります(現在は電子的に権利が管理されており株券は発行されていません)。株式は上場廃止となり、株価はゼロになる可能性があります。
また、倒産は避けられても、運転資金を増やすために「増資」を行うことで、既存株主の権利(出資比率)が低下することにより、配当金が減るなどの「希釈化(薄まること)」が起こるリスクもあります。
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