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【5月10日のマーケット】日経平均大幅続伸で1万6565円、円安進行を好感

5月10日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比349円16銭高の1万6565円19銭で取引を終了。麻生太郎財務相の為替介入発言で、為替市場が円安に振れたことが好感されました。

円安進行を受けて日経平均は前日比349円高の1万6565円

 5月10日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比349円16銭高の1万6565円19銭で取引を終了。マネースクウェア・ジャパンの山岸永幸シニアアナリストによると、麻生太郎財務相が9日、為替介入の可能性に言及し、為替市場が円安に振れたことが好感された形です。

 日経平均は一時、前日比371円高の1万6587円に達する場面も。後場に入り、大手商社や大手化学メーカーの決算が市場予想を上回ったことで、株価が押し上げられたといいます。

 業種別では、金融、保険、ガラス・土石、金属などが上昇、マイナスは石油、鉱業の2業種のみでした。

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山岸永幸(やまぎし・ながゆき)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

1986年、ユニバーサル証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社後、株式ストラテジスト、アナリスト、チャーチスト、先物トレーダーなど株式業務全般に携わる。1987年に出向先の大和証券で「一目均衡表」に出会って以降、28年間にわたり、均衡表と実践的な活用法を探究。2012年春マネースクウェア・ジャパン(M2J)に入社。セミナー講師として多数の顧客にノウハウを伝えるとともに多数のレポートを配信。また、さまざまなメディアに出演し活躍中。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp/)。

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