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秋の夜「途中で目覚める」意外な原因とは? 朝まで熟睡できるパジャマ&寝具選びの正解

就寝時にNGの服装や理想的な寝具の組み合わせなどについて、上級睡眠健康指導士に聞きました。

秋の夜中に目が覚めてしまう原因とは?(画像はイメージ)
秋の夜中に目が覚めてしまう原因とは?(画像はイメージ)

 秋口に差し掛かり、暑さも和らいできて寝付きが良くなると思いきや、なぜか朝方に目覚めてしまったという経験はありませんか。この現象を防ぐためには、時期に合わせた寝具やパジャマの選び方が重要です。

 就寝時にNGの服装や理想的な寝具の組み合わせなどについて、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。

寒暖差による自律神経の乱れが原因

Q.9月から10月にかけての寒暖差がある時期、夜中に目が覚めてしまうことがあります。何が原因なのでしょうか。

山本さん「まず第一に考えられるのは、寒暖差による自律神経の乱れですね。季節の変わり目は1日の中でも気温差が大きくなってくるため、体温調節をつかさどる自律神経が過剰に働いてしまうことがあります。そうすると夜になっても交感神経が優位な状態が続き、なかなか寝付けなくなったり、夜中に目が覚めやすくなったりするわけです。

加えて、布団の中の環境が時期に合っていない場合、こういったトラブルを助長してしまいます。例えば、昼はまだ暑いからと薄手のタオルケット1枚で寝てしまうと、明け方にかけて気温が下がったときに目が覚めてしまうといったことが起きやすくなるのです」

Q.秋に「暑いから」と夏の薄着のまま寝たり、逆に「寒いから」と急に厚手の冬布団を出したりすると、どのようなリスクがありますか。

山本さん「特に秋口は、寝付くタイミングと夜中から明け方にかけての温度差が大きくなる季節です。先述のように暑いからと薄着のまま寝ると夜中寒くて目が覚めたり、逆に寒くなるのを見越して厚手の冬布団を出すと寝付けなかったりと、温度の調整が難しくなるのが落とし穴だと思います。

秋が深まって夜に気温が下がると空気の乾燥が進むため、何も対策を取らないと、喉の渇きや違和感で目が覚めやすくなることもあるでしょう」

Q.体温調節がスムーズに行われ、朝まで深い睡眠を維持するのに理想的な秋の寝具の重ね方、着合わせを教えてください。

山本さん「スムーズな体温調節で朝までぐっすり眠るためには、やはり布団の中の環境を整えることが大切です。理想的な環境は、一般的には布団の中の温度が33度ぐらい、湿度が50%ぐらいであるといわれています。

パジャマ選びは長袖、長ズボンが鉄則で、素材は綿やシルクといった、吸湿性や通気性に優れた天然素材がおすすめです。

寝具の重ね方としては、肌掛けにするのは薄めの羽毛布団などを選び、手の届くところに綿のブランケットや追加の羽毛布団を置いて寝ていただくと、明け方の冷えにも無意識に対応できるかなと思います」

* * *

 秋口は昼夜の寒暖差や乾燥した空気によって、寝具やパジャマ選びが難しくなるようです。朝まで快適に熟睡するためには、綿、シルクなど機能性に優れた天然素材を選ぶとともに、温度変化にも対応できるよう、薄掛けだけでなく予備のブランケットや掛け布団を用意しておくとよいでしょう。

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!」 これが就寝時に“NGな服装”です!

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山本智子(やまもと・さとこ)

上級睡眠健康指導士

大学時代に臨床心理学科にて睡眠の研究に従事。15年間の会社員生活の後、2022年に独立。中小企業の人手不足倒産を防ぐための事業の一環として、睡眠改善を用いた健康経営支援を実施。上場企業、小学校、中学校、地域のサロン、オンライン等で、「睡眠衛生教育」に関する講座実績多数。公式ホームページ(https://www.growthmuch.com

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