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就寝中、突然の“激痛”に阿鼻叫喚 足がつる原因は? 緊急時“NG”行動&予防法を整骨院・院長が解説

寝ている最中に、足がつって、激痛にもだえた経験がある人は多いのではないでしょうか。なぜ、就寝中に足がつるのか、予防法と対処法などについて柔道整復師に聞いてみました。

寝ている最中に足がつる原因は?
寝ている最中に足がつる原因は?

 運動中のほか、就寝中に突然襲ってくる“足のつり”。就寝中に足がつった経験がある人は、SNSで「阿鼻(あび)叫喚」「めっちゃ痛かった」「痛みが残ったまま出勤」とつづっていたりもします。突然の強い痛みに驚き、どう対処すればよいのか迷った経験者も多いのではないでしょうか。実は、足がつる背景には脱水やミネラル不足、冷えなど、日常の生活習慣が関わっていることがあります。今回は、足がつる原因と正しい対処法、避けるべきNG行動について、匡正堂齋藤整骨院 永福で院長を務める柔道整復師の齋藤洋一郎さんに聞きました。

就寝前の水分と塩分で予防

Q.まず、足がつる原因を教えてください。どんな環境下になると足をつりやすいのでしょうか?

齋藤さん「足がつる原因は一様ではありませんが、多くの場合、局所的な脱水やミネラルバランスの乱れによって起こる筋肉の痙攣であると考えられます。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが不足すると、末梢神経の働きが不安定になり、筋肉が過剰に興奮して収縮しやすくなります。発汗や冷えによってミネラルが失われ、さらに運動不足などで足の血流が悪くなると、足がつりやすい状態になるといえるでしょう。

また、甘い物やお酒のとりすぎはマグネシウム不足の引き金になるため、乱れた食生活も足がつる原因の一つと考えられます」

Q.もし足をつった場合、どのように対処するとよいでしょうか。また予防法も教えてください。

齋藤さん「足がつってしまった場合は、深呼吸をしながら、痛みの出ない範囲でゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。急に強く伸ばしたり、無理に動かしたりすると、かえってけいれんが強くなることがあります。可能であれば蒸しタオルで温めるとよいでしょう。

夜間につりやすい方の中には、就寝中の脱水やミネラル不足が関係しているケースもあります。寝る前に十分な水分とともに、少量の自然塩をとることで、予防につながることがあります。ただし、持病のある方や塩分制限が必要な方は、専門家に相談することが大切です」

Q.足をつった時にしてはいけない“NG行為”はありますか。

齋藤さん「つった直後に強くもんだり、反動をつけて伸ばしたりすると神経への刺激が強くなり、症状が長引くことがあります。神経が興奮している状態にさらに刺激を入れるのは逆効果です。

まずは落ち着いて、少量の塩と水分をとり、痛みの出ない範囲で動かすようにしてください」

(オトナンサー編集部)

【簡単!】足がつった時の3つの対処法がコレです! まねしてみよう!

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齋藤洋一郎(さいとう・よういちろう)

匡正堂齋藤整骨院 永福・院長

山野医療専門学校で柔道整復学を学び、2012年に柔道整復師の免許を取得後、修行を経て2023年、匡正堂齋藤整骨院 永福本院の院長に。背筋へのアプローチを中心とする民間療法“匡正術”を軸に、構造医学、神経機能訓練(FNT)を取り入れ施術を行っている。構造医学正規講座受講会員、FNTレベル2認定トレーナー。

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