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温泉にも生命保険にも入れない「タトゥー」の現実

和柄より洋柄のほうがマシ?

 経緯に関して書けることとしては「ファッション」「若気の至り」くらいしかありませんし、「若い頃、暴力団にいた」とでも書けば「一発アウト」です。場所については、海外より国内の方が高評価を受けます。刺青やタトゥーの場合、刺青針から肝炎に感染するケースがあり、国内よりも衛生環境の悪い外国でそのリスクが高いと判断されます。

 そして、一番重要なのが大きさと柄です。経験上、手のひら以下のサイズであれば多くの保険会社が受け入れてくれますが、それ以上の大きさになると、引き受け可能な会社はぐっと減ります。

 また、これも変な話なのですが、コイや桜、竜などの和風の柄(和柄)よりも、ハートマークや十字架などの洋風の柄(洋柄)の方が通りやすいです。和柄は“その筋の人”が好むため「反社会的勢力に近いのでは」という疑義を生むからです。

「和柄ですか、洋柄ですか」と伺うと、ご本人もまさか柄を聞かれるとは思っておらず、「そんなことが関係あるのですか」と驚かれますが、最近では「ファッション」としても和柄が好まれる傾向にあり、実際にこうしたケースは多いです。

 何とか診査を通したい担当者としては、頭が痛いところです。

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

株式会社あおばコンサルティング代表取締役

外資系大手のプルデンシャル生命保険で11年間コンサルティング業務に従事。個人顧客700人、法人顧客30社を開拓。2015年4月に株式会社あおばコンサルティングを設立。インターネット上で保険情報サイト「みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp)」と、ライフプランニングやお金に関わるコラム「みかづきナビメディア(http://www.mikazuki-navi.jp/blog)」を運営。日々お客様のライフプランニングや執筆・講演活動などを精力的に行う。

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