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温泉にも生命保険にも入れない「タトゥー」の現実

ファッションとして市民権を獲得しつつあるとはいえ、日本社会ではまだまだ、抵抗感のある人も多い刺青やタトゥー。とりわけ、生命保険の現場においては、その傾向が顕著なようです。

刺青・タトゥーと生命保険の関係とは

「実はタトゥーがあるんですよ」

 保険のプランが決まって、いざ申し込みという時に、このようなことを言われることがあります。

 当然のことながら、暴力団などの非合法組織に所属しているわけでもなく、あくまでも「ファッション」として入れている以上、本人もそれほど大げさに考えているわけではありませんが、「生命保険に加入する」という観点では、実は意外に大変です。

刺青やタトゥーに厳しい日本社会

 海外に比べると、日本は刺青やタトゥーに厳しいと言われますが、とりわけ生命保険に関しては顕著です。日本では長らく「刺青=暴力団」、つまり反社会的勢力という定義がなされ、最近はファッションタトゥーが増えたものの、生保業界においてはいまだに疑惑の目で見られます。

 それでは、一切加入できないのかといえば、そういうわけでもなく「保険会社ごとのスタンス」によります。まず、刺青やタトゥーがある場合は「一切加入不可」の会社があり、次に「事情により可」という会社があります。

 前者は、どのような事情があろうと刺青やタトゥーがあった段階で加入を受け付けてくれません。これに対し、後者は以下の項目を申告することで加入の可否を判断します。

・どのような経緯で入れたのか

・どこ(場所)で入れたのか

・大きさ

・柄

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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