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「眠い…」ツラい夜勤を乗り切るためのポイント7選【後編】

睡眠不足だと食欲増進ホルモンが出る

「夜勤の間は何も食べないことを心がけてください。お菓子の差し入れも基本的にNGです」(小林さん)

 睡眠が不足した状態では、胃から分泌される食欲増進ホルモン「グレリン」の動きが活発になるため、脳の摂食中枢が刺激され、自然とおなかが空くのだそう。しかし、何かを口にしてしまうと、脂質やホルモンの代謝リズムが乱れてしまうことから、夜勤中の食事は極力控えるようにします。

 米スタンフォード大学が約1000人を対象に行った研究で、8時間睡眠者と5時間睡眠者を比べたところ、後者のグレリンが14.9%増加したという結果も出ているそうです。

 また深夜に近づくと、「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれる、内臓脂肪を増加させるタンパク質も多く分泌されるため、深夜の食事は太りやすくなるデメリットがあります。BMAL1の分泌は午後2~3時が最も少なく、午後10時~午前2時が最も多くなるそうです。

 それでは、空腹に耐えられない場合はどうしたらよいのでしょうか。

 小林さんは、ガムをかむことを薦めます。ガムを20分間かみ続けると、脳内で作られ、疲労回復に効果のある「セロトニン」濃度が増加するといった研究結果もあるそう。「夜勤中におなかが空くのは、睡眠不足のほか、体の疲労も原因であるため、その対策にはガムが打ってつけなのです」。

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小林麻利子(こばやし・まりこ)

ナイトケアアドバイザー、睡眠改善インストラクター

生活習慣改善サロン「Flura(フルーラ)」主催。最新のデータや研究を元に女性の自律神経の改善を行う。睡眠と入浴を中心とした、生活に合った無理のない実践的指導が人気を呼び、サロンは予約1年半待ちの人気。著書に「あきらめていた『体質』が極上の体に変わる」(ダイヤモンド社)、「美人をつくる熟睡スイッチ」(ジー・ビー)など。

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