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「洗顔のしすぎ」が逆効果? 夏のドロドロ肌&毛穴の目立ちを防ぐ「正しいスキンケア」とは【美容皮膚科医が解説】

過度な洗顔のデメリットと、根本から毛穴を管理する正しい方法について、美容皮膚科医に聞きました。

夏に毛穴が開いてしまう原因は?(画像はイメージ)
夏に毛穴が開いてしまう原因は?(画像はイメージ)

 気温と湿度が上がる夏は、毛穴の開きやメーク崩れが気になって「洗浄力の強い洗顔」や「毛穴パック」を重視する人が増えます。

 しかし、毛穴の開きは、汚れではなく「乾燥とたるみ」が原因とされています。洗い過ぎのデメリットと、根本から毛穴を管理する正しい方法について、ミサクリニック 六本木本院・院長で美容皮膚科医の寺井美佐栄さんに聞きました。

毛穴パックの使用が逆効果に?

Q.「ベタつくから」とさっぱり系の化粧水だけで済ませたり、乳液を抜いたりする人が多いですが、これがなぜ「インナードライ毛穴」をかえって悪化させるのでしょうか。

寺井さん「夏は皮脂の分泌が増えるため、『保湿は控えた方がよい』と考える人も少なくありません。しかし、肌表面はベタついていても、角質層の水分が不足している『インナードライ』の状態になっているケースは多く見られます。

化粧水だけでスキンケアを終えたり、乳液やクリームを省いたりすると、補給した水分が蒸発しやすくなります。その結果、肌は乾燥から守ろうとして皮脂を過剰に分泌し、毛穴の開きや皮脂によるメーク崩れを招きやすくなります。

そのため、夏でも化粧水だけで終わらせず、肌質に合った乳液やクリームで適度に油分を補い、水分と油分のバランスを整えることが大切です」

Q.開いた毛穴を隠そうとファンデーションを厚塗りした結果、夕方にドロドロになるファンデーションの毛穴落ちが生じるケースがあります。出先でこの状態になってしまった場合、どのようにメーク直しをするのが正解ですか。

寺井さん「毛穴落ちした状態のままファンデーションを重ねると、厚塗りになり、かえって崩れが目立ちやすくなります。

まずは、ティッシュやあぶら取り紙などで余分な皮脂を軽く押さえ、スポンジやコットンで崩れたメークをやさしくオフしましょう。乾燥が気になる場合は、ミスト化粧水などで軽く保湿してからメーク直しをするのがおすすめです。

その後、崩れた部分をカバーするように、必要な箇所へ薄くファンデーションを重ねます。崩れた状態のまま上から塗り重ねるのではなく、一度リセットしてから整えることが、自然で美しい仕上がりにつながります」

Q.洗浄力の強いクレンジングや毛穴パックなど、「落とすケア」を頑張り過ぎている人が陥りがちな“危険なサイン”について教えてください。

寺井さん「洗い過ぎによって肌のうるおいを守るバリアー機能が低下すると、洗顔後に『つっぱり感が続く』『化粧水が染みる』『肌が赤くなりやすい』『粉をふくような乾燥がみられる』といった症状が現れることがあります。

また、毛穴の汚れを取りたいからといって毛穴パックを使用するのはおすすめできません。毛穴パックは角栓だけでなく、肌に必要な角質まで一緒にはがしてしまうため、肌への負担が非常に大きいケアです。肌表面に細かな傷がつき、バリアー機能の低下や炎症を招くだけでなく、そのダメージによって毛穴がさらに開き、かえって目立ちやすくなることもあります。

毛穴ケアは『たくさん取ること』ではなく、『肌への負担を最小限に抑えながら、健やかな状態を保つこと』が大切です。毛穴パックで無理に角栓を取り除くケアは避けるようにしましょう」

Q.大人世代の「乾燥・たるみ毛穴」を根本から立て直すために、梅雨から夏にかけてのスキンケアにぜひ取り入れたい一押しの成分や、正しい土台づくりのステップについて、教えてください。

寺井さん「乾燥やたるみによる毛穴を改善するためには、まず肌の土台を整えることが大切です。スキンケアの基本は、『洗う・補う・守る』の3ステップ。やさしく洗顔した後は、ヒアルロン酸やセラミドなどでうるおいを補い、乳液やクリームでしっかり保湿しましょう。

私が特におすすめしたい成分は、ビタミンC誘導体です。肌のキメを整え、乾燥やハリ不足が気になる大人世代のケアに適しています。例えば、当院で開発した美容液『Do skin リバースセラム』には、ビタミンC誘導体に加え、プラセンタエキスやツボクサエキス(CICA)などの整肌・保湿成分を配合しており、乾燥やゆらぎが気になる肌のコンディションを整えます。

また、紫外線はたるみ毛穴を進行させる要因となるため、毎日の日焼け止めを習慣にし、保湿と紫外線対策を継続することも大切です」

(オトナンサー編集部)

【画像】知らなかった…これが肌にダメージを与える“意外なケア用品”です

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寺井美佐栄(てらい・みさえ)

ミサクリニック 六本木本院 院長、美容皮膚科医

産業医科大学医学部卒業後、医療機関にて経験を積み、美容皮膚科へ転身。10年にわたり複数の大手美容皮膚科クリニックで院長を歴任し、豊富な症例経験と技術力を培う。2022年にミサクリニック六本木本院を開院し、メスを使わず“ナチュラルな美しさ”を引き出す施術に定評があり、特に切らないたるみ治療やクマ取りなどのエイジングケアを得意とする。YouTubeなどでの情報発信にも力を入れ、患者目線に立った分かりやすい解説にも定評。患者一人一人に寄り添った美容医療を提供している。

Instagram:@dr.misae_t
ミサクリニック六本木本院公式HP:https://misa.clinic/
ミサクリニック六本木本院公式Youtube:https://www.youtube.com/@misa.clinic

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