「おしゃれ」と「身だしなみ」は何が違う? ビジネスで信頼される人が絶対に外さない3つのポイント
身だしなみとおしゃれの違いについて、マナーの専門家に聞きました。

ビジネスシーンでは、身だしなみが重要といわれます。その際、おしゃれと何が違うのか、疑問に思う人は多いのではないでしょうか。
身だしなみとおしゃれの違い、相手が見ている身だしなみのポイントなどについて、ヒロコマナーグループ代表で、企業価値を高める人財育成コンサルティングをはじめ、皇室のマナー解説やNHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」などのマナー指導などでも活躍するマナーコンサルタント・西出ひろ子さんに聞きました。
手元の身だしなみを整えて
Q.そもそも、ビジネスパーソンにとって身だしなみはなぜ大切なのでしょうか。
西出さん「身だしなみは、単なるおしゃれではありません。ビジネスにおいては、相手に対する『安心感』『信頼感』『清潔感』を伝える大切な非言語コミュニケーションの一つと考えます。
仕事ができる人でも、髪が乱れていたり、スーツにシワがあったり、靴が汚れていたりすると、相手は無意識のうちに『この人は細部に気を配れるだろうか』『大切な仕事を任せて大丈夫だろうか』と感じてしまうことがあります。
身だしなみとは、自分をよく見せるためだけではなく、相手への敬意の気持ちを装いで表現する思いやりです。ビジネスでは、その思いやりが信頼につながります」
Q.では、「身だしなみ」と「おしゃれ」は何が違うのでしょうか。
西出さん「おしゃれは、自分の好みや個性を表現するものです。一方、身だしなみは、相手や場面に合わせて整えるものです。例えば、流行の服や個性的なアイテムが悪いわけではありません。ただし、商談、面接、式典、謝罪訪問、初対面の場などでは、自分の好みよりも『相手がどう受け止めるか』を優先することが大切です。
ビジネスにおける身だしなみの基本は、清潔感や調和、機能性、安全性、控えめな品格です」
Q.ビジネスパーソンの身だしなみで、相手に見られているポイントはどこですか。
西出さん「人によってさまざまですが、意外と見られているのは『顔周り』『手元』『足元』です。この3点を意識することが大切だと言えます。顔周りは、髪型、ひげ、肌の清潔感、表情などが含まれます。手元は爪、時計、指先の清潔感。足元は、靴の汚れやかかとのすり減りです。
特に靴は、その人の仕事への姿勢が表れやすい部分です。高価な靴である必要はありませんが、きちんと磨かれているか、汚れがないかは大切です。『細部が整っている人』は、『仕事も丁寧そう』という印象を持たれやすくなります」
Q.手元の身だしなみでは、何を意識すればよいですか。
西出さん「手元は、名刺交換、資料の受け渡し、パソコン操作、食事の場面など、意外と人目に入ります。爪が伸びていないか、汚れがないか、ささくれが目立たないかなどを整えるだけで、印象は大きく変わります。
また、手元には時計や指輪などの小物もあります。高価なものである必要はありませんが、ビジネスの場にふさわしい控えめさは意識しましょう」
(オトナンサー編集部)








