「眠い…」ツラい夜勤を乗り切るためのポイント7選【前編】
世の中には「夜勤」と切り離せない職業があります。たとえば、警備やメンテナンス関連、医療関連、そして新聞記者――。今回は、夜も頑張るあなたに向けて、夜勤時のベストパフォーマンスに役立つ睡眠と食事の方法をご紹介します。

世の中にあるさまざまな職業の中で、「夜勤の有無」はその業種を知る上での、一つの物差しになります。オトナンサー編集部では今回、以下のようなビジネスマン像を想定し、夜勤従事者に、より良い体調で仕事をしてほしいと考えました。
【性別】男性
【年齢】30代
【職業】ネットワークエンジニア(運用監視)
【夜勤体制】交代制
【当日の出勤時間】午後8時~翌午前9時(途中120分の仮眠時間を取得可。業務終了日の翌日は日勤に戻る)
教えてくれるのは、近著に「美人をつくる熟睡スイッチ」(ジービー)がある、睡眠改善インストラクターの小林麻利子さんです。
自分流にアレンジすることが大切
まず小林さんは前提として、こう話します。
「人間の寝起きは、体内時計のメカニズムに深く関係しています。そのため、夜勤の日だけピンポイントで体内時計を“逆転”させることはできません。あくまで体内時計のずれを最小限に抑えつつ、体への負担を減らしていく方法となります」
体内時計は個人によって差があります。そのため、小林さんはこれから提案する内容について、「仮眠や食事の時刻と、眠気の有無をメモして、自分流の時間にアレンジしてください」と話します。それを踏まえた上で、さっそく見ていきましょう。
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