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森友学園「3つの契約書」に見る助成金ビジネスの裏側

助成金は私たちの税金で成り立っている

 そして、これらの問題は申請する側だけではなく、行政側にも課題があるといえます。たとえば、チェックが厳しいように見えても書類の裏付けを取らない「お役所体質」や、提出された情報をほかの行政機関と共有しない、などの問題があります。

 そのため、森友学園のケースのように国、大阪府、民間企業に、それぞれ異なる金額を提出していても、大問題になるまでは「誰も気づかない」のです。もちろん助成金申請は、財務資料など企業にとって重要な情報を提出することもあるため、「行政側で情報の共有を」といっても、守秘義務の観点からは難しい側面もあります。

 しかし、助成金も元をたどれば私たちの税金。大切な税金が、悪意のある事業者に渡ることを許してはなりません。今回の騒動で森友学園を責めるのは簡単ですが、行政側こそ、襟をただして「不正な請求」を見抜く力をつけてほしいものです。

(株式会社あおばコンサルティング代表取締役 加藤圭祐)

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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