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森友学園「3つの契約書」に見る助成金ビジネスの裏側

多岐にわたる助成金とコンサルタント

 いわゆる助成金や補助金は、融資などとは異なり返済の必要がありません。企業の経営者からすれば「降ってわいたようなお金」であり、非常にありがたい話です。そのため、「少しくらいごまかして」助成金を受給しているケースは多く、その裏側に、助成金コンサルタントの存在があります。

 一般にはあまり知られていませんが、日本ではこのような助成金制度が、市町村や県、国に数多く存在しています。さらには、若者や女性、高齢者の雇用推進を促す「厚労省系助成金」、製造業の設備投資や生産性向上を図る「経産省系助成金」など、省庁単位で実施しているものもあり、その総数は誰も把握できないほど多岐にわたります。

 そして、それぞれの助成金には応募資格や適用条件があり、その申請には膨大な書類の提出が求められます。会社の経営者からすれば「助成金は欲しい」、しかし、全ての制度を把握することは実質不可能で、わずらわしい手続きに時間を割くことも難しいのが現状です。そこで「助成金ビジネス」というものが成り立ちます。

 助成金ビジネスは「御社の代わりに助成金を申請します。面倒な作業は全てこちらで代行します」を売り文句としており、ほとんどが成功報酬です。たとえば、助成金100万円を得ることができれば、10~30%のマージンが発生する仕組みです。

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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