「そうめんだけ」は夏バテ&むくみのもと? のせるだけで栄養アップする“手軽な食材”とは【管理栄養士が解説】
そうめんを食べ過ぎた場合のリスクについて、管理栄養士に聞きました。

ゆで時間も短くサッと用意できるそうめん。休日に食べている人は多いと思いますが、食べ続けると夏バテのリスクが高まる可能性があることをご存知でしょうか。今回はそうめんの食べ過ぎによる弊害を防ぐためのコツについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
「そうめんだけ」で体がだるくなる?
Q.「昼はそうめんだけ」という食生活を続けると、体がだるくなったり、夏バテが長引いたりしてしまうといわれていますが、本当なのでしょうか。
松田さん「ほとんど炭水化物(糖類)のみで済ませてしまうと、それをエネルギーに変えるビタミンB1などの栄養が不足し、糖が体に疲労物質として蓄積されてしまいます。血糖値も乱高下してしまい、眠気の原因にもなりやすいです。
冷たいそうめんを食べると胃腸が急激に冷え、消化機能が落ちるだけでなく、内臓を温めようと体がエネルギーを消耗するため『だるさ』を引き起こします。さらに、そうめん単体では『タンパク質(アルブミン)』が不足してしまうのです。血液中の水分をとめる作用があるアルブミンが減少すると、水分が血管の外に漏れ出して『むくみ』の原因になります」
Q.包丁や火を一切使わずに、コンビニやスーパーの既製品で「そうめんにのせるだけで栄養バランスが完璧になる食材」を教えてください。
松田さん「やはりタンパク質やビタミンB群を補いたいので、サラダチキンやサバの水煮缶、納豆、温泉卵などをプラスするのが手軽ですね。サバ缶の場合はEPAやDHAなど、栄養豊富な脂分を取るためにも汁ごと入れるのがおすすめです。
他にも、味付きのカップ入りもずく酢やメカブ、梅肉なども、クエン酸による疲労回復効果が期待できます。代謝を良くするおろしショウガや、乳酸菌で腸内環境を整えてくれるキムチ、冷凍でも用意できるオクラなども良いでしょう」
Q.めんつゆに「ある調味料」を足すだけで、糖質の代謝を助けるビタミンを補えるような、管理栄養士ならではの裏技はありますか。
松田さん「実は薬味の選び方一つで、栄養の吸収率をぐっと引き上げられます。例えばビタミンB1、マグネシウム、亜鉛などが豊富なゴマを入れる場合、粒のゴマは種皮が硬く消化されづらいので、すりゴマを選ぶのがおすすめです。
ここにアリシンを含むおろしニンニクを合わせることで、ビタミンB1の吸収率を飛躍的にアップさせられます。さらに疲労回復効果を高めたい時は、お酢などのクエン酸を加えてさっぱりさせるのがいいでしょう」
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そうめん単体で食べ続けることは疲労感や消化不良の原因にもなり得ることから、タンパク質を補える食材をちょい足しするのが有効なようです。ビタミンB1の豊富なすりゴマなどと合わせ、吸収率を高める裏技も活用しましょう。
(オトナンサー編集部)












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