プール、海で髪がパサパサ、ゴワゴワ…なぜ? 退色&ダメージ防ぐ“即効リセット術”【美容師に聞く】
プールの水や海水で髪が傷まないようにするための対策や、帰宅前後のケアについて、美容師に聞きました。

夏にプールや海水浴に出掛ける人は多いと思いますが、髪のダメージが気になることはありませんか。プールや海に入った後、髪がパサパサしたりゴワゴワしたりしてしまうケースは珍しくありません。
プールの水や海水で髪が傷まないようにするための対策や、帰宅前後のケアについて、美容室「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんに聞きました。
ヘアオイルを塗るだけでダメージを軽減?
Q.「外出前にヘアオイルを塗るだけで塩素や海水の侵入を防げる」という話を聞きますが、本当なのでしょうか。
原木さん「これは本当です。髪は乾燥しているほど吸水しやすいので、オイルを塗ることで髪の表面に油膜ができ、塩素や海水から守る効果が期待できます。ただ、さすがに完全にブロックすることはできないため、厳密には吸水スピードを遅らせているというのが正しいです。傘や革靴などに防水スプレーをするようなイメージですね。
髪になじむ時間が必要なので、付けるタイミングは水に入る15分以上前が理想です。もしうっかり忘れたとしても、気付いた段階で塗り直していただくとだいぶ違いますよ。
付け方はまず毛先中心になじませ、手に残ったオイルを中間に塗ります。最後にコームで優しく根元から毛先にかけて溶かすと全体に行き渡ります。
それから裏ワザ的な方法として、髪には取り込める水分量が決まっているので、オイルを塗る前に一旦シャワーを浴び、髪を真水で満たしておくのも手です」
Q.プールや海から上がった直後、施設のシャワー室で「これだけは絶対にやっておくべきこと』はありますか。
原木さん「髪へのダメージを極力抑えるには、海水やプールの水をできるだけ髪に残さないことが第一です。
プールや海でのダメージの原因は主に塩素(カルキ)と塩分で、どちらも髪に残ったままにしておくと、水分が失われてパサつきや広がりにつながるだけでなく、カラーの褪色も早めてしまいます。
上がった直後にしてほしいこととしては、まずしっかりとお湯で流しましょう。水よりもお湯の方が落ちやすいので、これだけでも残留する成分の量をぐっと減らせます。
流した後はヘアオイルを付けて乾燥から髪を守り、帰宅後は必ずシャンプーして残留物をリセットしましょう。ダメージを加速しかねないので、強くブラッシングをするのは避けてください」
Q.すでにパサパサ・ゴワゴワになってしまった髪を、その日の夜に自宅で生き返らせる方法はありますか。
原木さん「集中トリートメントの際は、シャンプー後、焦らずタオルで一旦水気を取りましょう。髪がぬれ過ぎているとトリートメントが薄まりますし、髪への浸透も妨げられるためです。
付け方のポイントとして、ただ付けるよりも優しくもみ込むようにすると、浸透を促進できます。さらに根元から毛先に向けて滑らせるようにすると、キューティクルが整いツヤが戻りやすくなりますよ。
トリートメントをなじませた後は、蒸しタオルでターバンしたまま5〜10分おいてください。温熱効果でキューティクルが開き、成分が髪の内部まで届きやすくなります。その後、ヘアオイルも付けて乾かしてあげれば完璧です」
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海やプールに入る際は、ヘアオイルを正しく活用することで髪へのダメージを最小限に抑えられそうです。帰宅前には必ず温水シャワーでカルキや塩分を洗い流し、帰宅後の集中トリートメントも怠らないようにしましょう。
(オトナンサー編集部)





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