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新社会人に告ぐ! 「飲み会」と上手に付き合うためのポイント5つ

飲み会のメリットも理解しよう

【ポイント4】毅然とした態度

 どこの会社にも「飲み会好き」がいて、社内で立場の強い人であることが多いようです。このような人を敵に回すとロクなことにならないため、我慢できるなら、「3回に1回」くらいは付き合った方が得策です。逆に、その1回は自分から誘ってあげれば相手も悪い気はしません。

 しかし、どうしても嫌な相手もいるもの。そういう場合は、毅然とした態度で断ることも大事です。その結果、仕事で嫌がらせなどを受け、あまりにひどいようなら、責任ある管理職に相談して対処してもらうしかありません。現在は、どの企業もパワハラに神経質で、しっかり対応してくれるはずです。

【ポイント5】飲み会のメリットも理解する

 ざっくばらんに仕事の相談ができたり、上司や先輩の経験を聞けたりと、飲み会はよいこともあります。また、お酒が入ることで人間関係が構築され、仕事が円滑に進むこともあります。グチや社内の人間の悪口だけに終始する飲み会は考えものですが、そのプラス面も理解し、賢く利用することも社会人のスキルの一つと言えます。

 社会人の飲み会は学生とは異なり、さまざまなルールばかり。さらに、若いうちは気を使わなければならない場面も多く、決して面白いものではないかもしれません。そして、悲しいかな、日本社会では「飲み会の態度」「ゴルフのマナー」など、仕事とは関係ないところで能力が推し量られるようなところがあります。

 あまり褒められた文化ではありませんが「郷に入っては郷に従え」。新社会人の皆さんが早く会社になじみ、飲み会と上手に付き合える、タフな社会人になれるようにエールを送ります。

(株式会社あおばコンサルティング代表取締役 加藤圭祐)

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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