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湿気「髪」の“うねり対策”どれ選ぶ? 縮毛矯正・酸性ストレート・髪質改善の違い 長く保つ秘訣【美容師・監修】

梅雨時期の湿気で髪のうねりに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。うねり対策として人気の「縮毛矯正」「酸性ストレート」「髪質改善トリートメント」について、それぞれの特徴や向いている髪質、施術後の注意点を美容師が解説します。

湿気がある梅雨時期…「髪」の“うねり対策”は?
湿気がある梅雨時期…「髪」の“うねり対策”は?

 髪のうねりや広がりが気になる梅雨の時期が近づくと、ストレート系の施術を検討する人が増えます。そこで選択肢になるのが、「縮毛矯正」「酸性ストレート」「髪質改善トリートメント」の3つではないでしょうか。しかし、それぞれの仕上がりや効果が異なるため、どれを選べばいいのか迷う人も多いと思います。今回は、それぞれの特徴と向いている髪質、施術後の注意点をヘアサロン「GARDEN」のアートディレクターで美容師の津田恵さんに聞きました。

3種類の中で一番長持ちするのは…

Q.縮毛矯正・酸性ストレート・髪質改善トリートメント、それぞれどんな特徴があるのか教えてください。

津田さん「縮毛矯正・酸性ストレート・髪質改善トリートメントは、それぞれ仕上がりや効果が異なります。髪の状態や希望の仕上がりにあわせて美容師から提案されると思いますが、自身で知っておくと安心だと思います。

◆縮毛矯正

 髪の内部構造を科学的に変化させることで、くせ毛や縮れ毛をストレートの状態で固定する施術です。基本の工程は、(1)還元剤(1液)を塗布して放置(2)洗髪して乾燥(3)ヘアアイロンでストレートにする(4)酸化剤(2液)を塗布して固定(5)薬剤を流して仕上げるの5ステップとなっています。薬剤や高温のヘアアイロンを使用するのでダメージは否めませんが、3種類の中で一番長持ちし、真っすぐになったのを実感できます。

◆酸性ストレート

 ストレートパーマの一つで、ナチュラルで柔らかな仕上がりが特徴です。髪のpHに近い酸性の薬剤を使用し、キューティクルを開いて髪を柔らかくしてから、ヘアアイロンで髪を真っすぐに仕上げます。基本の工程は縮毛矯正と同じですが、薬剤が優しい分、放置時間が長くなります。ダメージのある髪でも施術可能なのもポイントです。

◆髪質改善トリートメント

 ダメージによって乱れた毛髪内の結合を、健康的な状態に修復する施術。パーマやカラー、乾燥などのダメージが原因でうねりやパサつき、広がりが起きている髪に効果が期待できます。基本の工程は、(1)専用の酸性トリートメントを塗布して放置(2)乾燥してヘアアイロンで熱を加えて成分を定着させるという2ステップです。あくまでトリートメントなので、効果を持続するには、継続的に施術を受ける必要があります」

Q.クセの強さやダメージレベル別に、どの施術が向いているかも教えてください。

津田さん「クセが強い順のおすすめは、縮毛矯正→酸性ストレート→髪質改善トリートメントです。

縮毛矯正が向いているのは、クセが強く剛毛で、カラーなどはしていない健康毛の方です。髪にダメージを受ける可能性が高いので、すでに髪が傷んでいる方にはおすすめしません。

酸性ストレートは、ハイトーンやブリーチ毛など髪のダメージが強い方、ナチュラルなストレートに仕上げたい方におすすめです。軽い広がりや緩やかなうねりを改善することはできますが、強いクセ毛には向きません。

髪質改善トリートメントは、カラーやパーマのダメージによる髪の広がりが気になる方に向いています。乾燥によるうねりやパサつきには効果が期待できますが、クセをまっすぐにする施術ではないので、強いクセ毛を改善するのは難しいです。クセをいかしつつ、しっとり落ち着かせる程度であれば、選択肢としてありかもしれません」

Q.施術後にきれいな状態を保つためのケアや注意点はありますか?

津田さん「うねり対策で上記の施術を行った場合、できれば最低24時間はシャンプーや髪にクセがつく行為(髪を結ぶ、耳にかける、帽子をかぶるなど)は避けた方がよいです。また、髪を濡れたまま放置するのが一番よくないので、施術当日だけでなく普段から、雨や汗、洗髪などで濡れてしまったらすぐに乾かすようにしてください。

濡れている状態は髪の結合が切れているため、そのまま結んだり、耳にかけたりすると、変なクセが逆についてしまう恐れがあります。髪は濡れるとキューティクルが開くのでダメージを受けやすく、湿った状態は頭皮環境にも悪影響です。ストレート系の施術をした・しないに関わらず、『濡れたらすぐ乾かす』は皆さんにしてほしいです。

また、施術後、自宅で使うシャンプー、トリートメントは、できればサロン専売品がオススメです。ストレート系の施術後は、少なからず髪はダメージを受けています。そのため、できるだけ髪と頭皮に優しく、髪に栄養を与えてくれる成分を配合したヘアケアを選んだほうがよいでしょう。施術後、おすすめのヘアケアを美容室で聞いてみてくださいね」

 縮毛矯正・酸性ストレート・髪質改善トリートメントは、クセの強さやダメージレベルによって向き不向きが異なります。特徴を知っておくことで、自分に合う方法が見つかりやすくなるはず。気になる施術があれば、美容室で相談してみてくださいね。

(オトナンサー編集部)

【えー!】全然、違う! 縮毛矯正、酸性ストレート、髪質改善トリートメント…仕上がりの違いを画像で比較!

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津田恵(つだ・めぐみ)

美容師/GARDEN art director

東京・銀座、表参道、渋谷、神奈川・横浜など14店舗を展開するヘアサロン「GARDEN」のアートディレクター。サロンワークでは最新のトレンドを取り入れながらも、お客様のライフスタイルにフィットするヘアスタイルをご提案。抜群のセンスを擁する人気スタイリストで、イメチェンを任せるゲストも多い。ヘアメークやセミナー講師など多岐にわたり活躍している。

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