雨の日のむくみ&だる重に効く! 市販スープに入れるだけの“ちょい足し術”とは【管理栄養士が解説】
梅雨の時期のむくみやだるさやを上手に解消する方法について、管理栄養士に聞きました。

梅雨はむくみや体のだるさが顕著な時期です。特に雨の日にこれらの状態に悩まされる人は多いのではないでしょうか。
むくみや体のだるさを改善するにはカリウムを摂取したり、食生活にスープを取り入れたりするのがよいといわれています。そこで、市販のスープに追加するとよい食材について、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
梅雨に体がむくみやすい原因は?
Q.そもそも「水分をため込む」と「むくみ」は同じなのでしょうか。また、カリウムは梅雨の時期に重要な栄養素といわれていますが、本当なのでしょうか。
松田さん「水分をため込むというのは、体の内部で血液中の水分が血管の外、細胞と細胞の間に染み出してそのまま回収されず、細胞の間にたまってしまうことを指します。
一方で、皮膚を指で押したり靴下で圧迫されたりすると跡が残るといった、水分をため込んだ結果、皮膚に現れる体の変化をむくみと呼ぶのです。
通常、体内の水分バランスは一定に保たれていますが、塩分の取り過ぎや長時間座っていることによる血行不良、生理前などのホルモンバランスの変化などによって、たまった水分を回収するシステムがうまく働かなくなり、むくみが生じます。
カリウムが梅雨の時期に重要な栄養素なのは、細胞内の浸透圧のバランスを調整して、余分な塩分や水分を尿として体外へ排出する、利尿を促すようなような働きをするからです。カリウムはバナナやメロン、キウイ、アボカド、ホウレンソウ、ワカメ、納豆、枝豆、切り干し大根などに含まれています。さらに、生野菜にもカリウムが含まれているため、夏の時期であればキュウリやスイカなどの旬の食材を食べるのもおすすめです」
塩分や水分を排出する食材とは?
Q.市販のインスタントスープにどのような食べ物を足せば、余分な塩分や水分を排出する効果が高まるのでしょうか。
松田さん「余分な塩分や水分を排出する効果を高めるためには、カリウムが含まれているものを加えるのがおすすめです。最も簡単なのが乾燥ワカメや乾燥のあおさ、ノリをちぎってそのまま入れることだと思います。さらに、スープにとろろ昆布や切り干し大根を入れた場合も効果を高めることができるでしょう。
また、塩分や水分の排出効果を得るためには食物繊維を取るのもおすすめです。蒸し大豆や電子レンジで少し加熱したキノコを入れると良いと思います。味を変えずに食物繊維を取りたい場合は、スティック状になっている粉の寒天を入れるのもよいでしょう。粉の寒天は余らせてしまいがちな人も多いと思うので、ぜひスープに入れていただければと思います」
包丁とまな板を使わないスープ術
Q.ズボラな人でも続く、1日1杯のスープ習慣のコツについて、教えてください。
松田さん「スープ習慣を続けるためには、包丁とまな板を使わずに作るというのが大事です。代わりにキッチンバサミを使うようにすれば楽なのではないでしょうか。
具材はワカメやとろろ昆布、桜エビ、アミエビなどを入れると手軽だと思います。水を温めて白だしとワカメを入れたり、冷凍ホウレンソウやカットキノコを凍ったまま入れて温めて味付けしたりするだけでも立派なスープになると思います。
さらに、春雨をスープに入れるのも便利です。春雨とカットネギ、水、白だしを入れて温めればスープが完成するため、できるだけ簡単に作ることを意識していただければと思います。今はスープがたくさん売られているため、既製品にワカメや春雨を足して栄養をアップさせるのもおすすめです」
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梅雨の時期はカリウムや食物繊維を含む食材が欠かせないことが分かりました。この時期はだるさで調理が面倒になりがちなので、包丁やまな板を使わずに作れるレシピを参考にするのもよいかもしれません。
(オトナンサー編集部)







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