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毎日歯を磨いているのに…「歯茎」が腫れるのはなぜ? 歯科医師が明かす納得の原因とは

歯茎が腫れる原因や対処法について、歯科医師に聞きました。

歯茎が腫れる原因とは?
歯茎が腫れる原因とは?

 6月4日から同月10日まで「歯と口の健康週間」です。毎年この時期は、全国で歯の健康に関する啓発活動が行われます。ところで毎日、歯を磨いているのに歯茎が腫れることはありませんか。こうしたケースは珍しくないようで、SNS上では「疲れたら歯茎腫れる」「歯茎が腫れている。歯医者に行かなければ」「なぜか歯茎腫れていて痛すぎる」など、さまざまな声が上がっています。歯茎が腫れる原因や予防策などについて、津島オリーブおとなこども歯科(愛知県津島市)院長の山口陽子さんに聞きました。

疲労が歯茎の腫れを引き起こすことも

Q.毎日、歯を磨いているのに歯茎が腫れることがあります。この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。

山口さん「歯茎周りは歯磨きが難しいため、磨いているつもりでも汚れが残っている場合があります。磨き残しがあるまま放置してしまうと、歯と歯茎の間の細菌が繁殖し、歯茎に炎症が起こり歯茎の腫れや強い痛み、出血、膿が出るなどの症状が見られます。

また、虫歯が進行している歯や、神経の治療をしたことがある歯は根の先に細菌が繁殖してしまうことがあります。その場合も同様の症状が見られることがあります」

Q.疲労や免疫力の低下などが原因で歯茎が腫れることもあると聞きますが、本当なのでしょうか。

山口さん「本当です。免疫とは、体内に侵入した細菌やウイルスなどの外敵から体を守る生体防御システムのことです。体調不良や疲労、ストレス、睡眠不足などにより免疫力が落ちてしまうと、口の中も歯周病菌などの細菌への抵抗力が弱まります。その結果、細菌が口の中で繁殖することで、歯茎に炎症が起こり、歯茎の腫れや出血などが見られることがあります」

Q.もし歯茎が腫れた場合、どのように対処したらよいのでしょうか。腫れが引いた場合、様子を見ても問題はないのでしょうか。

山口さん「できるだけ早めに歯科医院を受診してください。すぐに受診できない場合は、歯茎を傷つけないように優しく丁寧に歯磨きをして、口の中を清潔に保ちましょう。痛みが強い場合は、市販の鎮痛薬を服用しても問題ありません。また腫れている部分を冷やすことも効果的です。すぐに腫れが引いた場合でも早めに受診するのをおすすめします」

Q.歯茎が腫れるのを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

山口さん「定期的に歯科医院を受診して、虫歯や歯周病の歯があれば治療を受けましょう。歯石がある場合はご自身で掃除しても取れないため、歯科医院で除去してもらう必要があります。

口に合った歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して、正しい歯磨き方法により、口の中を清潔に保つことが重要です。歯科医院で口に合った正しい歯磨き方法や、オーラルケアアイテムを聞いてみることをおすすめします。

またビタミンやカルシウム、タンパク質を含むバランスの良い食事を心掛けましょう。疲れやストレスをためないように十分な休息を取ることも大切です」

(オトナンサー編集部)

【えっ】実は虫歯だけじゃない…これが「歯茎」が腫れる原因です!

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山口陽子(やまぐち・ようこ)

津島オリーブおとなこども歯科院長、歯科医師

愛知学院大学歯学部卒業後、世界的に活躍する歯科医師のもと修行の日々を過ごす。2024年父親の歯科医院を継承し、「津島オリーブおとなこども歯科」として開業。現在は1児の母として育児をしながら、生まれ育った地元の患者の笑顔と口の健康を支えられるように日々邁進している。津島オリーブおとなこども歯科(https://www.ydc.life/)。

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