オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

万が一の備えに! 「医療保険」の仕組みを徹底解説

けがや病気で治療・入院する時に頼りになる医療保険。「使うかわからない医療保険にお金を捨てたくない」という人が多いのも事実ですが、先進治療や入退院の繰り返しなどで多額の費用が必要になれば、貯金でまかない切れないケースもあります。ここでは、医療保険の仕組みや種類について紹介します。

医療保険に入る意味

 医療保険は、けがや病気で治療や入院が必要な時、頼りになる保険です。がんや脳梗塞(こうそく)などの重病と闘う時にお金の心配をしていてはいけません。医療保険に加入しておけば、いざという時に必要なお金を受け取ることができます。

 そうは言っても、入院する人もいれば、しない人もいます。「使うか使わないかわからない医療保険にお金を捨てるくらいなら、その保険料を貯めておきたい」。これも一理あります。

 しかし、「保険がきかない先進治療を受けた」「がんの転移・再発などで入退院を繰り返す」など多額の費用がかかる治療は、貯蓄でカバーし切れないケースが少なくありません。

 けがや病気という“非常事態”から自分の健康と財産を守る。医療保険はそのためにあるのです。

1 2

加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

コメント