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聞いたことある? 「ナ」は納豆のナ? 老若男女に人気の謎グルメ「ナピラ」とは

日本各地には、その土地ならではの食文化が息づく郷土料理やご当地グルメが数多く存在します。なかには、初めて名前を聞いた人が「何だろう?」と首をかしげてしまうようなユニークな一品も。そんな一風変わったご当地グルメのひとつ、「ナピラ」を紹介します。

ナピラって何?
ナピラって何?

 日本各地には、その土地ならではの食文化が息づく郷土料理やご当地グルメが数多く存在します。なかには、初めて名前を聞いた人が「何だろう?」と首をかしげてしまうようなユニークな一品も。そんな一風変わったご当地グルメのひとつ、「ナピラ」を紹介します。

「納豆ピザライス」=「ナピラ」

「ナピラ」とは、本庄市を中心に埼玉県北部で愛されるグルメ「納豆ピザライス」のこと。1970年代から80年代にかけて喫茶店で人気を博していたメニューで、世代を超えて受け継がれてきました。しだいに「納豆・ピザ・ライス」の頭文字をとって「ナピラ」の愛称で呼ばれるようになりました。家庭や飲食店でその味が守られ、40年以上にわたり地域で愛されています。

 大人から子どもまで幅広い世代に人気のナピラですが、作り方はとてもシンプル。ご飯の上に納豆を乗せ、サラミとピーマンをトッピングし、ピザ用チーズを盛り付けてオーブンで加熱するだけ。とろりとチーズが溶け、見た目はグラタンにそっくりですが、味わうと納豆の優しい甘みが広がります。納豆とチーズのダブル発酵食品のパワーで、腸内環境を整えることも期待できます。

 もともとは喫茶店のまかないメニューだったというナピラ。広まるにつれ、それぞれの家庭でアレンジされるようになりました。具材もベーコンや玉ねぎなどいろいろで、しょうゆをたらしたりピザソースを加えたりと味付けのバリエーションもあります。「お昼ご飯にしょっちゅう食べる」という声もあり、各家庭のおふくろの味となっているようです。

 また現在は昔ながらの喫茶店に加え、そば処やダイニングバーなど市内約30店舗の飲食店で提供されています。鉄板で焼かれた和風ナピラや、ザーサイが入った中華風、パン屋さんが販売する“ナピラパン”など、その店ならではのナピラに出会えます。

 市内では学校給食に登場することも。“初代給食ナピラ”は、具材にひきわり納豆とホールコーンが使われ、トマトケチャップで味付けされました。「ナピラを食べて地元愛を深めてほしい」と、納豆が苦手な子どもでも食べやすいように試作が重ねられているようです。

 地元の本庄商工会議所青年部では、新しく「焼き納豆ピザライス」を考案。ナピラを混ぜ合わせて丸く形作り表面をこんがり焼いたもので、食べ歩きにも最適です。持ち運べる“進化系ナピラ”として、市内のイベントで販売されているようです。地域に愛され、ますます広がりを見せているナピラを、機会があったらぜひ味わってみてください。

(オトナンサー編集部)

【画像】意外と、見た目は普通…? これが「ナピラ」です!

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