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胃もたれ・食欲不振・胸やけ…【胃腸】不調を改善させるストレッチとは

胃腸に不調を感じている人は多いのではないでしょうか。そこで、柔道整復師に改善するストレッチなどについて、聞きました。

胃腸の不調を改善させるストレッチ法とは?
胃腸の不調を改善させるストレッチ法とは?

 寒暖差や長雨、気圧の変化により、体調不良を感じている人も多いと思います。中には、胃腸に不調を感じている人もいるのではないでしょうか。そこで、柔道整復師で匡正堂齋藤整骨院 永福院長の齋藤洋一郎さんに、胃腸の不調を改善するストレッチのほか、ストレスがかかった環境でおなかを壊す理由、近年、見聞きする機会が増えた「腸活」で気を付けたいポイントなどについて、聞きました。

胃腸は生活リズムに強く影響される

Q.ストレス環境で胃腸の不調が引き起こされるのはなぜでしょうか?
齋藤さん「私たちの体は、意識しなくても呼吸や心拍、消化などをコントロールしていますが、これらを調整しているのが『自律神経』です。『自律神経』には、日中や活動時に働く『交感神経』と、リラックス時に消化などを助ける『副交感神経』があります。

精神的な緊張や忙しさが続くストレスがかかる環境では『交感神経』の働きが活発になるため、消化活動が滞って胃もたれや食欲不振、便秘、胃痛、吐き気、胸やけ、みぞおちの張り、繰り返す便秘と下痢、腹痛やガスの貯留によるおなかの張りなどの症状が引き起こされます。

これらの不調が続くと、食事を十分に楽しめなくなるだけでなく、必要な栄養やエネルギーを効率よく取り込めなくなるため、疲れやすさや睡眠の質の低下など、さまざまな不調につながる可能性があり、注意が必要です。胃腸は食べ物を消化するだけでなく、『今は安心して消化できる環境かどうか』を敏感に感じ取る繊細な器官だといえます」

Q.「腸活」で気をつけることを教えてください。

齋藤さん「『腸活』をする上で大切なことは『何を足すか』だけではなく、体が本来の働きを発揮しやすい環境を見極め、不要なものを『取り除く』ことです。

必要以上に多くの健康食品やサプリメントに頼るよりも、規則正しい食事や十分な睡眠、適度な運動を心掛ける方が、結果として本来の腸の力を引き出せることも少なくありません。

これは胃腸に限らずいえることですが、健康とは外から与えられるものではなく、体が本来持つ『環境に適応し、健康を保とうとする』自律神経の調整が十分に発揮されている状態のことです。

カフェインのような刺激物や、冷たい飲食物を過剰にとるなど、体に余計な負担をかけているものを見直して取捨選択をすることが腸内環境を整え、健康に近づくための第一歩だといえます」

Q.胃腸の不調を改善する生活習慣やストレッチがあったら、教えてください。

齋藤さん「胃腸は生活リズムに強く影響されるため、毎日歩く習慣を身につけて、生活習慣を改善させることが効果的です。また、歩くことで呼吸や体幹の動きが自然に引き出されるので、胃腸が働きやすい体の状態をつくることが期待できます。

歩いた後は、両手を上に伸ばして大きく背伸びをし、口をすぼめて細く長く息を吐くストレッチをおすすめします。

胸やおなかにゆるやかな刺激を与えることで臓器全体を働きやすくさせる効果が期待できます。また、胃腸に負担をかけないように、よくかむことや刺激物の過剰摂取を避けるなど食べ方の工夫をすることに加え、十分な睡眠や適度な運動、ゆったりとした呼吸で生活リズムの改善を行い、自律神経のバランスを整えることも大切です。

ただし、これらの対処法でも症状が改善せず、強い腹痛・発熱、血便、嘔吐、急激な体重減少などの不調が長期間続く場合は消化器疾患が隠れている可能性があるため、自律神経だけの問題と決めつけず、早めに医療機関を受診するようにしてください」

(オトナンサー編集部)

【写真】でわかりやすく! 胃腸の不調の改善が期待できるストレッチ法がコレです! ツボも!

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齋藤洋一郎(さいとう・よういちろう)

匡正堂齋藤整骨院 永福・院長

山野医療専門学校で柔道整復学を学び、2012年に柔道整復師の免許を取得後、修行を経て2023年、匡正堂齋藤整骨院 永福本院の院長に。背筋へのアプローチを中心とする民間療法“匡正術”を軸に、構造医学、神経機能訓練(FNT)を取り入れ施術を行っている。構造医学正規講座受講会員、FNTレベル2認定トレーナー。

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