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夏物の洋服“黄ばみ&汗ジミ”上手に落とす方法とは? 収納ケースは段ボールだとNG? スタイリストに聞いてわかった“衣替えのコツ”

夏物の洋服をそろそろしまおうと考えている人も多いのではないでしょうか。来年もきれいに着られるように、「しまい洗い」を正しく行うコツや保管方法などについてスタイリストに聞きました。

夏物の「しまい洗い」を上手に行う方法とは?
夏物の「しまい洗い」を上手に行う方法とは?

 少しずつ、涼しくなってきて、夏服から秋服への衣替えを考え始めた人も多いのではないでしょうか。衣替えのタイミングなどで衣類をしまう前に、衣類に残った汗や皮脂汚れをしっかり落としきる「しまい洗い」を正しく行うコツや保管方法などについて、“洋服のプロ”でもあるスタイリストの仲村理恵さんに聞きました。

一度に回す洗濯物の量、収納ケースの種類は?

Q.まず、「しまい洗い」をした方がよい理由を教えてください。また、気を付けるポイントがあったら教えてください。

仲村さん「黄ばみや汗ジミ、臭いを防ぎ、衣類を長もちさせるために、衣替えのタイミングで『しまい洗い』を行いましょう。

汚れのひどいものはつけ置きしてから洗濯機へ入れ、一度に回す洗濯物の量は洗濯槽の7割程度にして洗浄液全体に浸るようにします。

洗剤は多く入れすぎるとシミやカビなどの汚れ、洗濯機の故障の原因になるため、各メーカーの指示に従って適量入れるようにしましょう。

また、洗剤が残ると黄ばみやカビの原因になるので、2回以上すすぎ洗いを行って衣類に洗剤が残らないようにすることが特に大切です。

直射日光は色あせの原因になる上、日光で温まった衣類は畳んだ時に折り癖がついたり、水蒸気でカビが発生することもあるので、できるだけ涼しい室内などで陰干しするのがおすすめです。場所がない場合は菌の繁殖を防ぐためにも、常温に戻ってから箱などにしまうようにしましょう」

Q.では、白いシャツの黄ばみや黒ずみを上手に落とす方法を教えてください。

仲村さん「黄ばみは衣類にしみ込んだ汗が原因です。目に見えない形で蓄積され、時間とともに表面化します。黄ばんでしまった場合は40度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分~1時間ほどつけ置きしてから洗いましょう。

黒ずみは生地に付着した皮脂汚れや、すすぎきれなかった洗剤・柔軟剤が、空気中のホコリやチリと結びついて発生します。

水では落ちない油性の汚れなのでオイルタイプのクレンジングで落とすことが可能です。気になる箇所にオイルを塗り、あて布をして汚れを吸い出しましょう。いずれの汚れも時間が経てば経つほど繊維の奥にしみ込んで除去が難しくなるため、汗をかいたり汚れが出てきた段階ですぐに対処することが大切です。

また、黄ばみや黒ずみ対策には、汚れが付きやすい脇や襟元に事前にベビーパウダーか、防水スプレーを薄く仕込んでおくのも有効ですよ」

Q.夏服などを保管する際の注意点もあったら、教えてください。

仲村さん「段ボールやスーツケースは箱の中の湿度が上がりやすく、衣類害虫やカビが発生しやすいので、プラスチック製や布製の衣装ケースにしまうようにしましょう。

シャツなどしわになりやすい物はハンガーで保管してもよいでしょう。衣装ケースで管理する場合、防虫剤の成分は空気より重いので衣類の上に置いて使うのが正しい用法。

異なる防虫剤を同時に使うと影響し合って薬剤が溶けたり、衣類に付着してシミになることがあるので注意が必要です。

一方、湿気は空気より重いので、除湿剤は衣類の下に入れると効果的です。クローゼットで管理する場合でも、防虫剤や除湿剤を保管場所の中央やハンガーとハンガーの間に吊り下げるなどして必ず使用しましょう。

また、衣類を詰め込みすぎると防虫成分が全体に行きわたらなくなったり、風通しが悪くなって湿気やカビ、虫食いの原因になることに加え、衣服同士が圧迫されてシワや型崩れの原因になります。

衣類の量は保管場所の8割程度に抑え、余裕を持たせることも大切です。しまう時はアイテムの種類ごとに入れると、来シーズンに出すときの手間が短縮できますよ」

(オトナンサー編集部)

【写真】でわかりやすく! 防虫剤&除湿剤の正しい入れ方も! 上手な「しまい洗い」の方法がコレ!

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仲村理恵(なかむら・りえ)

スタイリスト

文化服装学院スタイリスト科を卒業後、アシスタントを経て、1997年にフリーランスとしてスタイリスト活動を開始。ファッション誌「non-no」、ライフスタイルマガジン「LEE」(ともに集英社)や、ウェブ記事、広告、イベントなどでスタイリングを担当。

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