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【衣替えの日】捨てる服、残す服の“目安”とは? スムーズに終わらせるための“3ステップ” スタイリストに聞いた気温差10℃での“着こなし術”

10月1日は「衣替えの日」といわれています。季節の変わり目に、衣替えをしようとすると「何を残して、何をしまおうか」と頭を悩ませてしまうもの。そこで、“洋服のプロ”にコツを聞きました。

「衣替え」をスムーズに行うコツとは?
「衣替え」をスムーズに行うコツとは?

 10月1日は、6月1日と同様に「衣替えの日」といわれています。少しずつ、肌寒さを感じる日が増え、薄手の長袖の洋服を着る機会が増えてきているのではないでしょうか。季節の変わり目に、衣替えをしようとすると「何を残して、何をしまおうか」と頭を悩ませてしまうもの。そこで、“洋服のプロ”でもあるスタイリストの仲村理恵さんに、衣替えをスムーズに行う方法や、捨てる服と残す服の“基準”、寒暖差の激しい時季も着られるアイテムや着こなし術などについて聞きました。

「衣替え」をスムーズに行う“3ステップ”

Q.「衣替え」を行うタイミングやスムーズに終わらせるためのコツがあれば、教えてください。

仲村さん「『衣替え』は平安時代に宮中行事として行われていた『更衣(こうい)』が起源とされ、明治時代に政府が6月1日と10月1日を衣替え日と定め、官公庁や企業、学校に広がりました。

最近は気候変動の影響で10月でも暑い日があるため、明確に衣替えの日を定めることは難しいですが、10月1日を目安に最高気温20℃を下回って肌寒い日が続くようになったら、衣替えをするとよいでしょう。

衣替えは(1)不要な衣類を捨てる (2)残す衣類を洗って衣装ケースなどに収納する (3)クローゼットの空いたスペースに必要な衣類を出す の3ステップで行うとスムーズに進められます。

襟元がヨレヨレ、ほつれている、最後に着てから3年以上経過している、2シーズン以上経過した古いデザインや色柄モノは手放し、一度でも袖を通した夏物衣類は自宅やクリーニング店で洗濯をしましょう。

収納している間にカビが生えたり、シルクやウール、カシミヤなどの動物性繊維は虫に食われる恐れがあるので、衣装ケースに防虫剤や除湿剤と一緒に入れることも忘れないようにしましょう」

Q.過ごしやすさとオシャレを両立させるようなコツがあったら教えてください。

仲村さん「過ごしやすさは『素材』を、オシャレさは『重ねる』ことを意識してアイテムを選ぶとよいと思います。

例えば、最高気温30℃以上の暑い日は、風通しのよいリネンや汗を吸うコットンの素材を選び、小物やアクセサリーを重ねることでオシャレを楽しめます。

最高気温25℃以上でも日中は暑いためリネンやコットンを中心に選びつつ、肌寒くなる夜間に備え、カーディガンなどの羽織り物を重ねれば、ファッションにバリエーションを持たすことができます。

最高気温20℃程度になると肌寒さを感じ出す時期。ウールなど暖かい素材の薄手の長袖にジャケットを重ねるなどがおすすめです。最高気温15℃以下になったらウールやコーデュロイ、ベロアなど風を通しづらく保温性の高い素材のジャケットやコートを選び、ストールなどの防寒小物を重ねることで暖かさもオシャレさもかなえるスタイル作りが可能です」

Q.では、衣替えの負担を軽減するために、通年使えるアイテムや年齢問わず着用できるアイテムも教えてください。

仲村さん「コットンは保温性、吸湿性、通気性にすぐれ、肌触りもよいので通年で使うベーシックなシャツやブラウスの素材におすすめです。

加えて、シャツワンピースはそのまま着ても、肌寒い時期に上から羽織っても使える万能アイテムなので1枚以上持っておくとよいでしょう。

『年齢とともに似合わなくなってきた』と感じる服の多くは、色が合わなくなっているケースがほとんど。モノトーンカラーやベージュ、ネイビーなど、世代を問わず着やすい色のアイテムを選ぶと長く着ることができます。

また、モノトーンカラーのアイテムを重ねて見える面積を減らし、色をチラ見せさせて着こなせば、再び活躍する場合もあるので、捨てる前に一度試してみるのもよいかもしれません」

(オトナンサー編集部)

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仲村理恵(なかむら・りえ)

スタイリスト

文化服装学院スタイリスト科を卒業後、アシスタントを経て、1997年にフリーランスとしてスタイリスト活動を開始。ファッション誌「non-no」、ライフスタイルマガジン「LEE」(ともに集英社)や、ウェブ記事、広告、イベントなどでスタイリングを担当。

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