SNSで話題 「アヲハタ」ジャムのフタは“自動”で閉まるって本当? 真偽を広報に直撃
アヲハタのジャムの瓶のフタが自動的に閉まる…そんな動画が海外や国内のYouTubeやSNSなどで話題になりました。そこで、同社の広報に仕組みを直撃してみました。

YouTubeやSNSなどで、アヲハタ(広島県竹原市)のジャム「アヲハタ 55」シリーズのフタが“自動的”に閉まる動画がバズりました。そこで、瓶の上にフタを乗せると、勝手にフタが回って閉まることについて、同社の広報部・幸田美浪さんに真偽を確かめてみました。
実は“認知”していなかった
ジャムの瓶のフタが自動的に閉まる動画について、幸田さんら広報部は、認知しているとしながらも、実は「社内では、フタが自動的に閉まるなんて知らなかったんです(笑)。逆にこちらがビックリしてしまって、慌てて、担当部署に確認をとったんです」と明かしてくれました。
フタが自動で閉まる構造については、「瓶を締める部分がねじのようになっているのですが、通常は凹凸が4個のことが多いのですが、弊社の瓶は6個あります。そのため、1個1個の傾斜が通常のものより高くなっているんです。フタがねじの傾斜を滑ることで、自然とフタが閉まるように落ちていくという感じになっています」と説明。
そして、「完全に閉まっているわけではないので、漏れたりしないよう、衛生面のことも考えて、必ずご自身の手で最後まで閉めるようにお願いします」と注意も促していました。
瓶は何年もかけて、改良に改良を重ねた
瓶の6個のねじがどうやって誕生したのかが、やはり気になります。そこで、幸田さんに話を聞かせてもらったところ、「設計の段階で、お客様に安全安心な商品をお届けするための瓶の密封性(耐衝撃性)を高めながら、開けやすさ・閉めやすさを追求し、現在の形になりました」と明かしてくれました。
現在の「アヲハタ 55」シリーズや「アヲハタ まるごと果実」シリーズの瓶は、環境への負荷を低減するための取り組みも行っています。内容量は同じなのに、瓶の厚みが少し薄くなり、高さも少し低くなっています。「生産ラインでの効率性などもありますが、例えば、ケースに梱包(こんぽう)する際に、軽くなり、小さくすることができます。一度に運べるケース量が増やせることで環境の負荷という面でもメリットがあります」と話してくれました。
瓶のフタが自動的に閉まるという現象で、アヲハタの瓶のことを知った人も多いと思います。製造工程を聞かせていただいたところ、その裏には、日本の技術の高さ、そして同社のこだわり、ユーザーと環境への配慮が隠れていました。実際に瓶のフタが自動的に閉まる現象を確かめたいという人は、スーパーなどで同商品を探してみてくださいね。
(オトナンサー編集部)



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