インフルでも「熱出ない」ケースがある? 症状軽くても油断してはいけない理由【内科医が解説】
インフルエンザにかかっても、熱が出ないケースや症状が軽いケースがあるのは本当なのでしょうか。その場合、自宅で様子を見ても問題はないのでしょうか。内科医に聞きました。

今年はインフルエンザの流行が早まっており、地域によっては学級閉鎖となったり、職場で集団感染が発生したりするケースもあります。
インフルエンザにかかると高熱が出たり、頭痛や関節痛が生じたりするのが一般的です。ただ、ネット上では「インフルって熱出ないのもある?」「喉痛すぎるけどインフル? 熱は出てないけど怖い…」という内容の情報があります。
インフルエンザにかかっても、熱が出ないケースや症状が軽いケースがあるのは本当なのでしょうか。その場合、自宅で様子を見ても問題はないのでしょうか。「eatLIFEクリニック」(横浜市旭区)院長で、内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。
微熱で済むケースがある理由
インフルエンザに特有の症状として、「38度以上の高熱が急に出る」「関節痛や頭痛を伴うことが多い」が挙げられます。このほか咽頭痛やせき、鼻汁などの風邪症状を伴いますが、場合によっては風邪症状がほとんど出ないこともあります。風邪は発熱しないことがあり、咽頭痛やせき、鼻汁などの症状が特徴です。
ネット上では「インフルエンザに感染しても、熱が出ないことがある」「風邪とあまり症状が変わらないことがある」という内容の情報がありますが、これは本当です。インフルエンザにかかっても発熱しないこともあります。
例えば、事前にインフルエンザワクチンを接種していた人やもともと免疫力が強い人の場合、インフルエンザに感染した場合でも発熱しなかったり、症状が比較的軽く、微熱で済んだりすることがあります。
症状が軽くても「子ども」は必ず受診すべき理由
市販の検査キットを使い、陽性の結果が出ても症状が軽いのであれば、市販の風邪薬などを服用し、自宅で療養しても問題ありません。ただし、子どもの場合、解熱剤の種類によってはインフルエンザ脳症のリスクを上げてしまうものもあるため、陽性で症状が軽い場合でも医療機関を受診しましょう。
インフルエンザの感染をできるだけ予防するには、「人が多い場所に行くときはマスクを着用する」「手洗いを徹底する」などの対策をしっかり行いましょう。不安であれば、インフルエンザワクチンを接種してください。
(オトナンサー編集部)


































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