ネトフリ話題作で注目の「ダウンタイム」…美容整形で“会社にバレない”人気施術3選&注意点とは
日常生活に影響を与えにくい「ダウンタイムが少ない人気施術」について、形成外科専門医に聞きました。

動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信されているドラマ「ダウンタイム」が話題となっています。ダウンタイムとは、手術やレーザー照射などの施術を受けてから、赤みや腫れ、内出血などの症状が落ち着き、普段通りの生活に戻るまでの期間を指します。
このドラマを見て「美容整形のダウンタイムって、こんなにリアルで大変なの!?」と驚いた人は多いのではないでしょうか。画面越しに明かされる赤裸々な経過は、美容医療をより身近に感じさせる一方で、「仕事や日常生活に支障が出るのでは…」「顔が腫れて会社を休まなければならなくなったらどうしよう」「内出血がメイクで隠せなかったら……」という不安を浮き彫りにしたようにも思えます。
実際のクリニックでも、ダウンタイムへの懸念から一歩を踏み出せない人は少なくありません。そこで今回は、美容外科医の視点からダウンタイムの「リアルな実情」と、日常生活に影響を与えにくい「ダウンタイムが少ない人気施術」について、美容外科「ビスポーククリニック」(東京都目黒区)統括院長で、形成外科専門医の室孝明さんが解説します。
「ダウンタイム」の実情と誤解
美容医療における「ダウンタイム」とは、施術を受けてから肌や体がもとの状態(あるいは完成形)に回復するまでの期間を指します。具体的には、以下のような症状が現れるのが一般的です。
【ダウンタイムの間に出る症状】
・赤み、腫れ、むくみ
・内出血(青あざのようなもの)
・かゆみ、カサつき、皮むけ
・施術部位の痛みや違和感
ここで知っておいていただきたいのは、「ダウンタイム=失敗や悪化ではない」ということです。
例えば、切開を伴う手術はもちろんのこと、レーザー照射や注射治療であっても、皮膚や深部組織に一時的なダメージを与えて細胞の活性化を促すプロセスが存在します。つまり、ダウンタイム中の症状は、肌が生まれ変わろうと頑張っている「正常な修復反応」であることがほとんどなのです。
一般的に、外科手術や強力なレーザー治療のような組織を大きく変化させる施術ほどダウンタイムは長くなり、マイルドな施術ほど短くなります。
ダウンタイムが少ない施術3選
「周囲に気付かれたくない」「スケジュールを空けられない」という人のために、ダウンタイムが短く周囲にばれにくい人気の施術をご紹介します。
(1)鍵穴式眼瞼下垂(がんけんかすい)手術(挙筋腱膜前転法)
鍵穴式眼瞼下垂手術は「まぶたが重く、眠そうに見えるのを改善して自然な目力がほしい」「切開手術による傷跡や、長いダウンタイムは避けたい」「黒目がしっかり見える、丸みのある優しい目元になりたい」などを希望する人におすすめの施術です。具体的なメリットは次の通りです。
・傷跡が小さい
切開幅が5〜7ミリ程度と非常に小さいため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
・ダウンタイムが短い
従来の眼瞼下垂手術と比較して、組織への侵襲(体への負担)が少なく、従来の切開法に比べて腫れやダウンタイムが短縮されます。
・埋没法の併用
広く切開するのではなく、医療用の極細糸を上まぶたに通して二重まぶたをつくる「埋没法」と組み合わせることで自然な二重と目の開きを再現します。
・修正のしやすさ
組織の切除をほとんど行わないため、内部構造が保たれ、将来的な修正や追加手術がしやすいメリットがあります。
(2)ヒアルロン酸リフト
糸リフトより内出血のリスクが少なく、リフトアップとコケの改善がどちらも行える施術です。ヒアルロン酸は、目的によって「どこに」「どう入れるか」が大きく変わります。
・ボリュームアップが目的の場合
コケている部分に注入し、失われたふくらみを補います。いわゆる“ハリを戻す”ための使い方です。
・リフトアップが目的の場合
少量のヒアルロン酸を、リガメント(靭帯)を支える位置にポイントで注入します。イメージとしては“釘を打つように固定する”感覚です。たるみを下から支え、自然なリフト効果が得られるのが特徴です。
同じヒアルロン酸でも、注入デザインひとつで仕上がりは大きく変化します。だからこそ、目的に合わせた設計と精密な注入法が欠かせません。「小さな変化の積み重ねが、大きな違いを生む」点が、ヒアルロン酸リフトの本当の魅力です。
(3)HIFU(ハイフ)
HIFUとは、超音波を利用し真皮、脂肪層、筋膜に対して熱を与え、引き締めからたるみ治療まで行う治療です。メスを使わないため、肌の表面を傷つけずに治療することができます。引き締め効果は半年から1年程持続します。6カ月から1年に1回など、定期的に照射することをおすすめします。
個人差がありますが、施術後の腫れは数日から2週間ほど、赤みは数時間で治まる傾向にあり、施術直後からメイクも可能です。
最近では糸で“引き上げ”、HIFUで“土台を引き締める”という「糸リフト×HIFU」のコンビネーション施術も人気です。















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