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マイナス金利で縮小相次ぐ「一時払い終身保険」、主流は“ミドルリスク・ミドルリターン型”に?

FPが指南「長期保有が大切、ただしリスク理解を」

 それでは一時払い終身保険は今後、市場から姿を消してしまうのでしょうか。中尾さんは「元本が保証される運用先として今後も人気は継続するでしょう」と話します。ただし日本国債で運用するこれまでの「円建て」の一時払い終身保険ではなく、今後は「外貨建て」や「変額保険」の商品が中心になる見込みといいます。

 「外貨建て」は海外国債を中心に運用するもので、米ドルや豪ドルなどの外貨ベースで元本が保証されるもの。一方の「変額保険」は円建てですが、国債ではなく社債や株式で運用するため元本割れのリスクがあるそうです。

 しかし中尾さんは「このマイナス金利時代、従来のローリスク・ローリターン(円建て)でお金は増えないため、ミドルリスク・ミドルリターン(外貨建て・変額保険)で一定のリスクを取る必要があります」と話します。

 ただし「外貨建て」は為替変動リスクを理解し、「変額保険」は社債や株式のプラス面とマイナス面を理解する必要があるとのこと。中尾さんは「一時的に元本割れする可能性はありますが一喜一憂せずに長期保有することが大切。そのためには『使うお金』と『増やすお金』を分けて、生活資金以外を計画的に一時払い終身保険に充てましょう」とアドバイスしています。

(オトナンサー編集部)

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中尾剛(なかお・たけし)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

1983年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、2006年大阪ガス入社。営業、企画マーケティング部門でガス機器の製造からプロモーション、販売施策立案、施工・メンテ連携など幅広い業務に携わる。2015年3月に外資系大手生保のコンサルタントに転じ、個人顧客のライフプランニングや相続対策、不動産売買など、さまざまな重要ライフイベントのサポートに従事。また、経営者向けに、事業承継や活動計画立案、従業員育成などの支援を行う。月に2回程度、税理士や行政書士、弁護士らと連携した「相続セミナー」を大阪や名古屋で開催。経営理念は「関わるすべての方が幸せになるお手伝いをする~一燈照隅~」。

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