「BBQに上司も来るから、感じ良く頼むよ」 夫から”スタッフ扱い”された41歳妻が下した“まさかの決断”
GW(ゴールデンウイーク)中に夫婦げんかにしやすい理由について、専門家が解説します。

GW(ゴールデンウイーク)を迎えました。大型連休になると「普段は我慢できる小さなこと」が火種になって、夫婦げんかがちょこちょこ勃発します。そんな経験ありませんか。
私の運営する夫婦仲相談所でも、GW明けは相談が増えがちです。休みが終わってもモヤモヤとくすぶり続けるケースも。
大型連休の夫婦げんかについて、今のうちに予防対策を考えておくと安心です。休み明けまでモヤモヤを引きずらないためのリカバリー術と、放置することで招くリスクについて解説します。
GWのけんかが増える理由は「2人の時間が増える」から?
連休げんか(私は略して「GWK」と読んでいます)。「連休は一緒にいる時間が長いから相手のムカつくとこが見え過ぎる」という単純な理由ではありません。連休げんかが勃発する理由は次の通りです。
【GWK勃発5つの理由】
(1)“理想の連休”のイメージが夫婦で違う
一方が「休み=疲労回復」、もう一方が「休み=家事や教育、体験など、家族全体のステップアップ」と捉えていると、違和感が生まれます。
(2)家事・育児の“見えない負担”が連休で露出する
平日はルーティンで回っていても、連休は買い物、食事、片付け、子どもたちとのやり取り、イベントも増え”やること”が倍増。しかも欲張ってしまう。
(3)旅行・帰省・レジャーなど「決定すること」が多い
渋滞、混雑、予算、予約、増える食事回数、親族対応。疲労と選択の連続で、心の余裕が削れます。疲れているときほど、正当性で相手をねじ伏せがち。
(4)“外の目”が入りやすい(SNS比較、親族、友人)
「他の家はとても仲良くバーベキューしている」「うちだけギクシャクしているかも」「仲良しママ友は、1ランク上の宿に泊まるのを自慢している」などと比較すると、相手の言動が必要以上に許せなくなります。
(5)普段は見ない相手の生活癖が見える
寝坊、スマホゲーム、飲酒、家事さぼり、だらだら。日頃の短時間ならウヤムヤに見過ごすことが「1週間近くずっとこの調子かい」となり、嫌味なバッシングに変わります。
連休のイザコザは、「日常とは異なる価値観のズレ」が火種となることが多いのです。
事例1:GWの旅行が“判定会”になってしまった
34歳のサヨリさん(仮名)は共働きで、普段はゆっくりする時間がないので連休を楽しみにしていました。何カ月も前から旅行サイトを眺めてニヤニヤ。しかし、福島県の会津温泉旅行を計画するも夫は乗ってきません。
サヨリさんは「せっかくの連休、ガッチリ充実させたい」派。旅程表を作り、移動中の食事は有名店にしたい、移動も効率よく回したいとあれこれ提案しますが、夫は「久々に何も考えず、ぼーっとしたいよ」と。
結局、サヨリさんが宿と電車を価格比較しながら予約。
出発当日、「乗換駅で時間あるから、駅近くのこのそば店で食べよう」とスマホを見せると、夫はスマホでYouTubeを観ながら「そこまで決めなくても、行き当たりばったりでいいじゃん」とそっけない。サヨリさんの怒りスイッチが入りました。
「私がずっと前から全部決めているの、当たり前だと思ってない?」
「いや、頼れるから任せているだけ」と目を見ることなく言い返し、サヨリさんは「ムカつく」と爆発。その日は移動中も2人はお互いにスマホをいじるだけになり、人気そば店に行くことなく、電車で無言のまま駅弁を食べたといいます。
憧れの宿についてもサヨリさんは折れることなく、夫のシラケた態度を攻め続けました。
このケースの本質は、旅行の段取りではありません。サヨリさんは「私が大事にしているもの(連休=特別)」が軽く扱われたと感じ、夫は「休みの回復権」を奪われたと感じました。つまり、連休の目的が夫婦で合意されていなかったのです。
その後も夫婦仲が今ひとつザラつくと相談に来られました。サヨリさんには、次の休みに怒り勃発になる前の“修復の順番”を提案しました。
(1)口論になったら、まず冷却。話さない時間を30分設けること。
(2)休みを充実させたいのか、疲労回復に使いたいのか、どっちも実行したいのかなど、相手の休みの目的を確認する。
(3)旅程を「全部」ではなく「核だけ」決める。予定は1日1つだけ確定するのがポイント。
(4)段取り担当は2人でやろうと伝え、分担する












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