「家にいるとずっと怒られている気がする」 《夫が不倫しやすい夫婦》にありがちな5つの特徴
夫が不倫しやすい夫婦にありがちな特徴について、1万組超の夫婦を見てきた“不倫は絶対反対派”の専門家が解説します。

「うちは大丈夫」と思っている夫婦ほど、不倫の“入口”を見落としがちです。私は夫婦・カップル相談を受ける立場として、数え切れないほどの“未遂”と“発覚後”の声を聞いてきましたが、不倫は突然穴に落ちる事故タイプもありますが、静かに育つ「不倫予備軍」が崩れ落ちる場合もあります。
実際、新婚でも不倫に走る人はゼロではありません。オトナンサーで以前紹介した調査では、浮気経験者の一部に「結婚後1年未満」や「1~5年目」が一定数存在していました。つまり“不倫=熟年の末期症状”だけではないのです。
もちろん、不倫をした本人の責任が最も重いのは大前提です。ただ、夫婦が「不倫が起きやすい構造」になっていると、機会と感情の隙間がかみ合い、火がつきやすくなります。家族社会学の研究でも、不倫は「機会(出会い、隠せる状況、資源)」と「夫婦関係(満足度、投資量、コミットメント)」の両面から説明できる、という整理がされています。
では、不倫予備軍を生み出してしまう夫婦には、どんな特徴があるのでしょうか。今回は“夫が不倫しやすくなる夫婦の特徴”を5つに整理し、1つの事例で具体的に見ていきます。
夫の自由時間が「ブラックボックス」化していないか
夫が不倫しやすくなる夫婦の特徴は次の通りです。
■不倫予備軍を生む夫婦の特徴(5つ)
【特徴1】会話が「業務連絡」しかない(感情の共有がゼロ)
「今日、子ども迎えお願い」「生活費足りない」という連絡は大切です。でも、夫婦が“共同生活チーム”の対話だけになると、心の居場所が家庭の外にできやすくなります。
不倫の入口は、「私のことを分かってくれる人がいた」から始まるケースが多いです。夫婦の会話が事務化すると、外の人の“共感”が蜜のように甘く感じるのです。
【特徴2】「ダメ出し夫婦」になっている
家庭は本来、一番安心できる場所のはず。ところが、妻が疲れていると「なんで家事ちゃんとしてくれないの?」が口癖になり、夫は「家に帰っても評価されるだけ」と感じます。
以前、私が執筆した記事でも、不倫に走る男性像として“寂しがり屋”“弱い顔を見せる”などが挙げられつつ、結局は「自宅環境」が背中を押す場合がある、と触れました。ここで言う環境とは、まさに「家庭で満たされない承認」が続く状態です。
【特徴3】セックスの話題がタブー(レス×無言の放置)
夫婦の性は、正解が一つではありません。頻度も内容も、合意が取れていれば問題になりません。
危険なのは「話せない」「触れたら地雷」「気まずいから放置」。レスそのものより、“レスを話し合えない夫婦”が不倫予備軍を育てます。お互いが性の不満を抱えたとき、外で解消するより先に、外で“満たされる”快感にハマりやすいのです。
【特徴4】夫の自由時間がブラックボックス(スマホ、残業、飲み)
不倫を始めるには「隠せる状況」が必要です。私の見解は“配偶者から離れる時間”や“出会いの場にいる時間”が機会を増やす要素だろうと考えています。
夫の行動が見えないこと自体が悪いのではありません。問題は、夫婦の中に「説明責任のルール」がないことです。自由が増えるほど、自己管理ができない人は転びやすく、ブラックボックスは、誘惑の温床になります。
【特徴5】夫婦の“未来設計”がない(お金、育児、親、働き方が未合意)
夫婦は愛情だけで回すと、忙しさの波で簡単に崩れます。だからこそ、運用ルールが必要です。
貯蓄、家事育児、キャリア、親の介護、セックスレス。話すのが面倒なテーマほど、先延ばしにすると不満が沈殿し、「外に逃げる理由」をつくってしまいます。未来が見えにくい夫婦は、今の不満が“終わりのサイン”に見えやすいのです。
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