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頬に線ができる「ゴルゴライン」…正体は“しわ”じゃなかった! 放置NGの“危険なサイン”を医師が解説

「ゴルゴライン」になってしまう原因や、なりやすい人の特徴について、形成・美容外科クリニック副院長の澤口悠さんに聞きました。

「ゴルゴライン」になってしまう原因や、なりやすい人の特徴は?
「ゴルゴライン」になってしまう原因や、なりやすい人の特徴は?

 目頭の下から頬の中央にかけて、斜めに走る線の「ゴルゴライン(ゴルゴ線)」は、疲れややつれといった印象につながりやすいとされています。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック(東京都江東区)副院長で形成外科専門医の澤口悠さんによると、線そのものというより、実態は「頬の凹凸によってできる影」だといいます。そこで、「ゴルゴライン」になってしまう原因や、なりやすい人の特徴について、澤口さんに聞きました。

最も大きな要因は加齢

Q.まず、「ゴルゴライン」の見た目の特徴について、具体的に教えてください。

澤口さん「ゴルゴラインは、一般に『目頭付近から頬中央に生じる斜めのライン(溝・影)』の俗称であり、漫画『ゴルゴ13』の主人公、デューク東郷の頬の線に似ている、ということに由来しています。

医学的には単一の正式名称があるわけではなく、部位や状態に応じて『中頬溝(mid-cheek groove)』『眼瞼頬溝(がんけんきょうこう、palpebromalar groove)』『下眼瞼頬(かがんけんほほ)境界(lid-cheek junction)』などの用語で説明されます。

見た目の特徴として、ゴルゴラインは線そのものというより、実態は『頬の凹凸によってできる影』です。照明が上から当たるほど、くぼみ側は暗く、ふくらみ側は明るく見えるため、写真や鏡で強調されやすい傾向があり、同じ顔でも光で印象が変わります。

解剖学的には、『溝は皮膚が靱帯(じんたい)で骨や深部組織に固定される部位に対応し、周囲の脂肪や軟部組織のボリューム変化で溝が深く見える』と説明されます。

また、『疲れて見える』『やつれて見える』『実年齢より老けて見える』といった印象につながりやすいのが特徴で、糖尿病や高血圧のように『ここからが病気』と決める医学的な診断基準があるわけではなく、あくまで見た目の変化として扱われます」

Q.ゴルゴラインになってしまう原因や、なりやすい人の特徴はありますか。

澤口さん「最も大きな要因は加齢です。年齢を重ねると、頬の脂肪が減ったり下がったりし、皮膚のハリも落ち、さらに骨格の加齢変化も加わることで、目の下から頬にかけての段差が目立ちやすくなります。つまり、ゴルゴラインは、皮膚だけの問題ではなく、脂肪や皮膚、骨格の変化が重なった結果、見えてくるのです。

また、若い人でも、もともと頬のボリュームが少ない人、中顔面が平坦に見えやすい骨格の人は、比較的早い時期から目立つことがあります。さらに、急激なダイエットで頬の脂肪が落ちた場合も、くぼみが強調されやすくなります。紫外線は皮膚の老化を進め、喫煙も皮膚のハリ低下やしわを助長するため、こうした生活習慣は悪化因子になりえます。その他、『むくみやすい体質』『睡眠不足』『塩分や飲酒の影響』『アレルギー性鼻炎』などで目の周りが腫れぼったくなると、影がより濃く見えることがあります。

一方で、性別や歯並び、持病が直接の原因とは言えないことも多いですが、顔立ちやむくみや骨格バランスに影響して、結果的に目立ちやすさに関わることもあります。遺伝的に目周りの形やくぼみが出やすい人もいます」

【まじか!】「ゴルゴライン」の“治療法”がコレです!

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澤口悠(さわぐち・はるか)

医師、形成外科専門医、豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック副院長

形成外科医として大学病院や総合病院で研さんを積む。その後、美容外科医、美容皮膚科医としても活躍しており、皮膚疾患の保険診療から美容施術まで幅広く診療を行っている。脂肪吸引のスペシャリストとして、美容整形版令和の虎にも出演。化粧品検定1級を取得。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック(https://sawagucci.com/)。

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