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頬に線ができる「ゴルゴライン」…正体は“しわ”じゃなかった! 放置NGの“危険なサイン”を医師が解説

ゴルゴラインを悪化させる5つのNG行為とは?

Q.医学的観点から考えて、ゴルゴラインは改善した方がよいのでしょうか。それとも、様子を見ても問題はないのでしょうか。理由もあわせてご教示ください。

澤口さん「結論から言うと、多くの場合、必ず治療しなければならないものではありません。ゴルゴライン自体は病気ではなく、健康に直接、害を及ぼす所見ではないことがほとんどです。そのため、医学的には『絶対に治したほうがよい』というものではなく、本人がどの程度気になるか、生活の質にどれくらい影響しているかが判断基準になります。

ただし、見た目の悩みは軽く考えられません。実際には、『疲れて見られる』『老けた印象に見える』『写真で気になる』といったことが、心理的ストレスや自信の低下につながることがあります。そうした場合は、美容医療として改善を検討する意味は十分あります。つまり、命に関わる問題ではないが、本人にとっては大きな悩みになりうる、という位置づけです。

一方で、『急に片側だけ強くなった』『赤みや痛みがある』『しこりがある』『強い腫れを伴う』といった場合は単なる美容上の問題ではない可能性があります。その場合は、見た目の改善より先に、まず医療機関で原因を確認することが大切です」

Q.ゴルゴラインの治療法や予防法について、教えてください。ゴルゴラインを悪化させる日常生活でのNG行為はありますか。

澤口さん「治療法はありますが、一番大切なのは、何が主な原因なのかを見極めることです。先述のようにゴルゴラインは単なる“線”ではなく、くぼみや脂肪の下垂、目の下のふくらみ、皮膚のたるみ、むくみなどが組み合わさって見えていることが多いため、原因によって適した治療が変わります。

軽い場合はまず生活習慣の見直しやスキンケア、必要に応じてメイクで目立ちにくくする方法が現実的です。紫外線対策や禁煙、急激なダイエットを避けることは、悪化予防としてとても大切です。

美容医療としては、ヒアルロン酸や脂肪注入などの注入治療でくぼみをなだらかにし、影を和らげる方法があります。比較的手軽で効果を実感しやすい治療ですが、目の下から頬にかけての部位は非常に繊細であり、腫れや内出血だけでなく、まれに血流障害や視力障害のような重い合併症も起こりえます。自家脂肪注入は長期的な改善が期待しやすい一方で、定着の個人差や凹凸、左右差などに注意が必要です。

日常生活で避けたいこととしては、主に『紫外線対策を怠る』『喫煙』『急激な減量』『目を強くこする』『むくみや鼻炎を放置する』などが挙げられます。治療を考える場合は、目周りの解剖をよく理解した医師に相談することが重要です」

(オトナンサー編集部)

【まじか!】「ゴルゴライン」の“治療法”がコレです!

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澤口悠(さわぐち・はるか)

医師、形成外科専門医、豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック副院長

形成外科医として大学病院や総合病院で研さんを積む。その後、美容外科医、美容皮膚科医としても活躍しており、皮膚疾患の保険診療から美容施術まで幅広く診療を行っている。脂肪吸引のスペシャリストとして、美容整形版令和の虎にも出演。化粧品検定1級を取得。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック(https://sawagucci.com/)。

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