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友人から預かった「犬」が人に危害…責任は私にある?

ペットの性格や癖を伝えること

Q.ペットシッターなどのプロに預けていた場合はどうなりますか。

岩沙さん「ペットシッターは動物のプロであり、彼らにペットを預けていれば、原則的に飼い主は責任を負わないと考えられます。しかし、預ける際にペットシッターにきちんとかみ癖を伝えなかった場合は、やはり責任を負う可能性があります。他人にペットを預ける際は、その子の性格や癖、他人にけがをさせないための注意点などを、しっかりと伝えることが重要です」

Q.そもそも飼ってはいけないペットはありますか。

岩沙さん「どのような動物を飼育しても、基本的には自由ですが、生態系に影響を与える『特定外来生物』は法律によって飼育が禁止されています。たとえば、アライグマは捕食対象が非常に広く、日本固有種への影響が懸念されているため、飼育が禁じられています。またトラやタカ、ワニ、マムシなど人に危害を加える恐れのある動物を飼育する場合は、知事の許可などが必要です」

Q.今回のケースに関してまとめをお願いします。

岩沙さん「ペットは家族の一員という人もたくさんいると思いますが、そのペットが思わぬ事件を起こしたことで、離れ離れになってしまったという話もよく耳にします。大切な家族を失わないように、きちんとしつけて、他人に預ける場合はその子の特徴を伝えることが重要です。生物の命を預かることの責任の重さをもう一度、見つめ直しましょう」

(オトナンサー編集部)

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岩沙好幸(いわさ・よしゆき)

弁護士

東京弁護士会所属。慶應義塾大学経済学部卒業、首都大学東京法科大学院修了。弁護士法人アディーレ法律事務所。パワハラ、不当解雇、残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物好きでフクロウを飼育中。近著に「ブラック企業に倍返しだ!弁護士が教える正しい闘い方」(ファミマドットコム)。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」(http://ameblo.jp/yoshiyuki-iwasa/)も更新中。頼れる労働トラブル解決なら<http://www.adire-roudou.jp/>。

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