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安易な同意はダメ! 「利用規約」を読まないことによるリスク

ネット上での各種契約やショッピングが一般的になり、「利用規約」を読んで同意ボタンを押すことが増えました。しかし、利用規約はたいてい膨大な量。読み飛ばしている人も多いはずですが、そこに“リスク”は潜んでいないのでしょうか。

ネット上での各種契約や買い物が増えた

 インターネットのサービスを利用する機会が増えた昨今、「利用規約」を読んで同意ボタンを押す行為は、誰もが日常的に経験していることと思います。しかし、一般に利用規約の文字量は膨大であるため、画面越しに契約や決済をする際、読み飛ばしているという人も多いはずです。

 利用規約を読まないことによる、思わぬ「リスク」はないのでしょうか。オトナンサー編集部では、アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に聞きました。

利用規約とは「約款」の一種

 岩沙さんによると、ネット上の利用規約は約款の一種です。約款とは「不特定多数の利用者との契約を処理するためにあらかじめ作成しておく、契約条項を記した定型文のこと。そこでは、契約を結ぶにあたっての細かい内容が定められています」(岩沙さん)。

 しかし、利用規約は何度も画面スクロールが必要なほど長い文章であることがほとんど。全文を読んで内容をすべて把握することは困難ですが「利用規約はユーザーとサービス提供者の間に契約の合意を形成するもの。『同意する』を選んだ以上、利用規約を読んだかどうかに関係なく規約に従う必要が生じます」。

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岩沙好幸(いわさ・よしゆき)

弁護士

東京弁護士会所属。慶應義塾大学経済学部卒業、首都大学東京法科大学院修了。弁護士法人アディーレ法律事務所。パワハラ、不当解雇、残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物好きでフクロウを飼育中。近著に「ブラック企業に倍返しだ!弁護士が教える正しい闘い方」(ファミマドットコム)。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」(http://ameblo.jp/yoshiyuki-iwasa/)も更新中。頼れる労働トラブル解決なら<http://www.adire-roudou.jp/>。