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【マーケット展望】あす日銀金融政策発表、追加緩和への期待根強く

週明け10月31日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比21円39銭安の1万7425円02銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は反落し1万7425円02銭で取引を終えた

 週明け10月31日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比21円39銭安の1万7425円02銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、米大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン候補の私用メール問題が再燃し、不透明感が高まったことで28日に米国株が下落。

 外国為替市場でドルが売られたことから、「私用メール問題に関する報道に引き続き注意が必要です」(八代さん)。

 あす11月1日は日銀の金融政策が発表予定。八代さんは「市場では現状維持との見方が有力ですが、追加緩和期待も根強くあります。結果次第で、日経平均やドル/円が大きく反応する可能性があります」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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