「マイナンバー」スタート! 今さら聞けない基本を教えます
いよいよ始まった「マイナンバー制度」。当初は配達ミスや汚職事件などが話題になりましたが、「行政上の手続きが楽になる」「コンビニで住民票が取れる」などの便利な使い方があることもPRされています。今後ますます用途が増えていく予定のマイナンバー、その目的や仕組みについて解説します。
マイナンバー制度とは
「マイナンバー」は、赤ちゃんからお年寄りまで、日本に住民票がある国民一人一人に12桁の個人番号を割り当てる制度です(日本に住民票がある外国人も対象)。この12桁の番号は、基本的に一生変わることはありません。
これまでは、年金ならば「基礎年金番号」、健康保険ならば「健康保険番号」などのように、市区町村や年金事務所、健康保険組合が別々にその人の個人情報を管理していましたが、マイナンバーによって、こうした情報が1つに結び付けられます。
なお、マイナンバーの用途は「社会保障」「税」「災害」の3分野に限られ、これら以外の利用は禁じられています。
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