ふるさと納税は高還元率の「商品券」「感謝券」を狙え 千葉・勝浦は1万円で7000円バック
人気の「ふるさと納税」で「お礼の品」といえば、霜降り肉や魚介類などの豪華な商品を思い浮かべる人も多いはず。しかし還元率が高めなのは意外にも、宿泊施設などで使える券類です。
自治体に寄付をすることで住民税や所得税が控除(減額または還付)される「ふるさと納税」。実質2000円の自己負担で寄付先の自治体から「お礼の品」(返礼品)をもらえることから近年人気が高まっています。
返礼品といえば、見るからに高級そうな霜降り肉や、カニ、ホタテなど豪華な海産物を思い浮かべる人も多いはず。しかし、イメージだけで寄付先を決めてしまうのは少々せっかちかもしれません。
返礼品の価格を寄付額で割った「還元率」が大きいのは、意外にも「商品券」や「感謝券」の類。そこで今回はそれぞれに特徴のある感謝券5本を紹介します。
「かつうら七福感謝券」は還元率70%
1.千葉県勝浦市「かつうら七福感謝券」(還元率70%)
房総半島の太平洋側に位置し、カツオの水揚げが盛んなことでも知られる勝浦市は寄付1万円ごとに、市内約100店舗で使用できる「かつうら七福感謝券」が7000円分もらえます。この券は市内の旅館やすし店、コンビニエンスストア、電気店、ガソリンスタンド、バイク店で利用可能です。
2.群馬県草津町「くさつ温泉感謝券」(還元率50%)
草津温泉を擁する群馬県草津町は1万円以上を寄付すると、町内のほぼすべての旅館や飲食店などで利用できる「くさつ温泉感謝券」が半額分贈呈されます。「じゃらん」などの宿泊予約サイトから格安プランを予約した場合や、東京と草津を結ぶ高速バスの支払いにも利用可能です。
3.群馬県中之条町「感謝券」(還元率50%)
四万温泉がある群馬県中之条町は1万円以上の寄付で、町内の旅館などで利用できる「感謝券」が半額分もらえます。「じゃらん」などの特別プランで利用できるほか、寄付をした人全員にブランド米や日本酒、スカーフなどが贈られます。
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