昨年比36倍、伸長したのは？　「ふるさと納税」上半期人気の“返礼品”発表

　アイモバイル（東京都渋谷区）が運営する、ふるさと納税サイト「ふるなび」が、「2022年上半期 ふるさと納税トレンド調査」を発表しました。

　調査では、同サイト上で2022年上半期の寄附件数の前年上半期対比が大幅に増えている 「注目の返礼品」をカテゴリー別に紹介しています。中には、前年上半期対比36倍の返礼品もありました。

　「雑貨・日用品」カテゴリーの寄附件数は前年上半期対比で1.3倍に伸長。特に、感染対策用品や防災グッズなどを含む、「福祉・介助用品」関連への寄附件数は2021年上半期の4倍以上という結果になりました。

　「旅行・チケット」カテゴリーの寄附件数も同対比で2.5倍に上がりました。特に「旅行体験型」などを含む、サブカテゴリー名「ポイント」関連への寄附件数は2021年上半期の4倍以上に伸びました。

　前年上半期対比で最も伸びたのが、「感謝状・記念品」のカテゴリーで9倍に。特に、サブカテゴリー名「その他」の“支援系”を含む寄附件数は2021年上半期の36倍も伸長しました。

　同社によると、 「人々の役に立ちたいという意識のもと、純粋な寄附を目的としたふるさと納税を行う寄附者が増えた印象を受けます」とし、「新型コロナウイルスの経験を経て、日本国内でも『支援の意識』が根付いてきているのではないか」ということです。

　また、ふるなびでは数ある返礼品の中から2022年上半期に特に評判が良かった返礼品を寄附者からのレビューをもとに 「5つ星の返礼品」 として特集した記事も掲載中です。

（オトナンサー編集部）