個人型確定拠出年金で運用商品を見直す2つの方法
2017年1月から現役世代のほぼ全員が利用できるようになる個人型確定拠出年金。今回は、運用商品の見直しにあたる「スイッチング」「配分変更」について解説します。

2017年1月から主婦や公務員、勤務先に企業年金がある会社員の計約2600万人が新たに加入対象になり、現役世代のほぼ全員が利用できるようになる個人型確定拠出年金(個人型DC)。
今回は、実際に個人型DCの運用を始めている人が運用商品を見直す「スイッチング」と「配分変更」について、あおばコンサルティング代表でファイナンシャルプランナー(FP)の加藤圭祐さんと解説します。
投資割合を変えるのが「配分変更」
スイッチングは既にある資産の運用商品を変更することを指します。
たとえば現在、国内債券で100万円を運用している人が「もっと積極的に運用益を狙いたい」と考え、運用商品を海外株式に変更した、などの場合がこれにあたります。
一方、配分変更は毎月の投資割合を変えることです。
たとえば現在、「定期預金40%、国内株式30%、国内債券30%」という投資割合の人が翌月から、「定期預金40%、国内不動産投資信託(REIT)30%、海外株式30%」などに変更する場合がこれに該当します。
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