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ママ友とおしゃべりはダメ! 子どもの「授業参観」で親が絶対にやってはいけないこと

子どもの見本となる振る舞いを

Q.先生に対して配慮すべきマナーはありますか。

立石さん「あくまでも授業は先生が主導で行うもので、親は見学者の立場です。我が子を思うあまり、自己主張が強くなり過ぎないように注意すべきでしょう。

例えば、先生に代わってしつけをするのはNGです。自分の子どもが先生の話を聞いていなかったり、他の子と同じようにできていなかったりする様子を見ると、親はハラハラしてつい注意したくなるものですが、『前を見なさい』『先生の話を聞きなさい』などと後ろから口を出すのは、先生に失礼ですし、クラス全体にも迷惑です。中には、手を挙げている子どもが指名されないと、先生に『うちの子、ずっと手を挙げてるんですけど』などと言う親もいるようですが、このような行為も論外ですね。

また、参観すると『こんな対応をしてほしい』『うちの子にはもっとこうしてくれたらよいのに』などの思いが錯綜(さくそう)します。そうした意見を、その場で先生に伝えるのは控えた方がよいでしょう。終了後にアンケートを配ったり、個別の相談時間を設けたりしている学校もあります。連絡帳などを活用し意見を伝えましょう」

Q.その他、親が授業参観に行く際に気を付けるべきことはありますか。

立石さん「授業参観は、立派な教育行事の一つです。服装もTPOをわきまえ、穴の開いたジーパンやエプロンを付けたままなど、カジュアル過ぎる格好は控えるのが無難です。また、帽子をかぶったまま参観している人をたまに見かけますが、子どもたちは、室内で帽子を取ることをしつけられています。教室に入ったら帽子やサングラスは外してください。子どもの見本となる親は、基本的なマナーをしっかり守ることを心掛けましょう」

Q.これから授業参観に臨む親に向けて、どんなことを伝えたいですか。

立石さん「基本的なマナーを正しく守っている親が大多数を占める一方で、マナーを守れない一部の非常識な親の振る舞いによって、貴重な参観の機会が台無しになってしまうこともあります。子どもは親の後ろ姿を見て育つもの。『マナーを守る子に育てたい』と言いつつ、親自身が『悪い手本』となっていないか、気をつけたいものですね」

(ライフスタイルチーム)

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立石美津子(たていし・みつこ)

子育て本著者・講演家

20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。著書は「1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ」「はずれ先生にあたったとき読む本」「子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方」など多数。ノンフィクション「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」(小児外科医・松永正訓著)のモデルにもなっている。オフィシャルブログ(http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/)。

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