オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

朝起きられない人は「ガバッと起きずにゴロゴロするとよい」に共感の声、専門家の見解は?

朝起きやすくなる、その他の方法

 小林さんによると、「ゴロゴロ」以外にも、朝起きやすくなるためのさまざまな方法・工夫があります。

【夕食の時刻】

 夕食の時刻が午後9時以降になると、寝起きが悪くなったり、中途覚醒したりしてしまいます。睡眠の質が悪くなると、朝から頭が働かずに仕事のパフォーマンスなども低下し、エンジンがかかるのは夕方以降に。それが毎日繰り返されると、健康や美容、記憶力、仕事のパフォーマンスなどに悪影響が出てしまいます。

「就寝時刻から3時間前までに食べる習慣にし、それで朝の食欲がなければ、食事の量を減らすか4時間前までに食べるようにしましょう。仕事が終わってから食べるのではなく、残業をする前提で先に食べるのです。2回に分ける分食も有効。午後6時ごろにコンビニのおにぎりを食べて、午後9時ごろに野菜スープなど消化に良いものをよくかんで食べる、といった具合です」

 朝に自然と食欲が湧き、朝食をたくさん食べられると、正午までにかなり体温が上がるため、午前中に大きな仕事をしたくなかった人でも、知的能力がピークになる午前10~11時に“最高の自分”を持っていくことができます。

【朝の光時計】

 最近は、音ではなく「光」による目覚めが注目されています。人間にとって、太陽の光で起きるのがベストであり、決まった時刻にカーテンが自動的に開く装置や、枕元で光るアラーム時計を活用するとよいそう。ちなみに、「カーテンを10センチほど開けて寝る」方法がありますが、寝室が西や北向きだったり、天気が悪かったりした場合は、光を得ることができません。光で起きるアラーム時計を用意しましょう。

【そもそも自然に起きるもの】

 そもそも論ですが、良質な睡眠をたっぷり取っていれば、自然に気持ち良く起きるもの。休日を利用して、同じ就寝時刻にアラーム時計なしで何度か眠ってみて、自然にスッと起きられる時刻を探りましょう。その時刻がわかったら、念のためアラーム時計(光ではなく音でも可)をその時刻~10分後にセットして就寝。これを何度か繰り返すと、光も音もない状態でスッと起きられるようになります。

【その他】

「香り」を利用する場合、体温や血圧が上がる「グレープフルーツ精油」を枕にたらしてもオーケー。これからの寒い季節は、暖房のタイマー機能を使って部屋を温め、物理的に体温を上げる方法もあります。

(オトナンサー編集部)

1 2

小林麻利子(こばやし・まりこ)

ナイトケアアドバイザー、睡眠改善インストラクター

生活習慣改善サロン「Flura(フルーラ)」主催。最新のデータや研究を元に女性の自律神経の改善を行う。睡眠と入浴を中心とした、生活に合った無理のない実践的指導が人気を呼び、サロンは予約1年半待ちの人気。著書に「あきらめていた『体質』が極上の体に変わる」(ダイヤモンド社)、「美人をつくる熟睡スイッチ」(ジー・ビー)など。

コメント