日経平均続伸1万8418円59銭、米財務長官「強いドル」発言で
4月18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比63円33銭高の1万8418円59銭で取引を終えました。
4月18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比63円33銭高の1万8418円59銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストによると、ムニューシン米財務長官が「強いドルは長期的に良いこと」と発言したことなどを受けてドル/円が上昇、また米国株が連休明けに大きく上昇したことが好感されました。
東証1部33業種中、その他金融、銀行など28業種が上昇、一方、水産・農林、食料など5業種は下落しました。個別銘柄では、昭和電工、清水建設が買われ、マルハニチロ、日本水産は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比5.84ポイント高の1471.53。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=109円00銭台で推移しています。
米製造業は堅調維持できるか
西田さんは先行きに関して、米国の製造業関連指標に着目します。17日に発表された、4月のニューヨーク連銀製造業景気指数は5.2で予想の15.0を下回り、3月の16.4から軟化しましたが、きょう18日は3月鉱工業生産指数が注目されます。
これまで堅調を維持してきた米製造業ですが、「今後、製造業が減速した場合、米政権からドル高けん制の動きがあるかもしれません」(西田さん)。為替がドル安・円高になれば日経平均の下押し圧力となる可能性があります。
(オトナンサー編集部)
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