「初めての環境」に大きな不安感じる“自閉症”の息子 入学式へ 母の不安払拭した、特別支援学校の粋なサプライズ
特別支援学校の配慮に感謝

入学式当日、下見とは違って人がたくさんいましたが、前もって見ておいた場所だからか、息子は少しも取り乱すことなく、式に参加できました。固まることなく、しっかりとした歩みで席に座れましたし、少しも騒ぐことなく、落ち着いて式の時間を過ごしていました。
そして、なんと下見で来てくれた先生は、息子の担任の先生だったのです。下見のときは、まだ内緒ということで明かされませんでしたが、先生も担当する生徒として、息子のことを案じてくれていたのです。
新しい担任の先生とも下見ですでに打ち解けていた息子は、もう先生が大好きで、べったりでした。本当に、入学式の下見をさせてくれた特別支援学校の配慮には、感謝でいっぱいでした。
入学式の下見は、もちろん他のすべての学校でやらせてくれるとは限りません。しかし、お子さんが初めての場所に対して苦手意識がある場合や、お子さんに障害特性があって不安な場合は、ぜひ学校に聞いてみてはいかがでしょうか。もしダメでも、当日をイメージして学校まで足を運んでみるだけでも違うと思います。
見通しが立たないことに不安がある子どもには、できるだけ親が見通しを持たせてあげる、そんな配慮が、親子ともに過ごしやすい時間につながっていくと思います。
(ライター、イラストレーター べっこうあめアマミ)
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