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実は増えている…「マイルド不登校」に賛否 いじめも家庭問題も”ない”のに学校へ行かなくなる

いじめや家庭内のトラブルといった、明確なきっかけがないのに学校へ通わなくなる「マイルド不登校」。こども家庭庁によると、令和6年度の小・中学校における不登校の児童生徒数は約35万4000人に上り、12年連続で増加して過去最多を更新。その中でも特定の問題がないにもかかわらず登校しなくなるケースが注目を集めています。

「これといった原因が見当たらない」のに学校に行かなくなる……
「これといった原因が見当たらない」のに学校に行かなくなる……

 いじめや家庭内のトラブルといった、明確なきっかけがないのに学校へ通わなくなる「マイルド不登校」。こども家庭庁によると、令和6年度の小・中学校における不登校の児童生徒数は約35万4000人に上り、12年連続で増加して過去最多を更新。その中でも特定の問題がないにもかかわらず登校しなくなるケースが注目を集めています。

「これといった原因が見当たらない」のに…学校に行かなくなる

 マイルド不登校とは、いじめや友人関係のトラブル、家庭環境の問題、病気やけがといった明確な理由がないまま学校へ行かなくなる状態を指す言葉。従来の「不登校」のイメージとは異なり、「これといった原因が見当たらない」点が特徴です。

 SNS上には当事者と思われる声も多く寄せられており、「毎日登校しているとキャパオーバーになってしまい、単純に体力が続かなかった」「自分が何かされたわけではないけれど、特定の人を隅に追いやるような教室の空気がどうしても合わなかった」などのエピソードも。

 一方で、批判的な意見も少なくありません。「気分で学校から逃げているようでは、大人になっても嫌なことからすぐ逃げる人間になりそう」「子どものうちからそれでは社会に出てから苦労する」といった将来を懸念する声があり、「行けるなら行くべき」という意見も根強くあります。

 また「マイルド不登校」の呼び方そのものへの疑問も多く、「結局ただのサボりと何が違うのか」「オブラートに包んでいるだけでは」といった指摘も相次いでいる様子。ほかにも「周囲の大人がもっと強く注意すべき」「子どもに甘すぎる親が増えたことも無関係ではないはず」などの声も見られました。

 しかし、不登校の子の親と思われる人からは苦悩の声も上がっています。「不登校の家庭は親も子どもも葛藤とストレスを抱えている」「不登校の理由なんて高校生でもやっと言葉にできるくらいなのに、小中学生が理由を説明できるだろうか」「将来困るどころではなく、今の状況に困っている」と、簡単に解決できるならそうしているという切実な声も見られます。

 賛否が分かれるマイルド不登校。不登校児童の増加という背景の中で、その実態や原因についての議論はまだ続きそうです。

(オトナンサー編集部)

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