「こたつで寝ると風邪をひく」→よくいうけど本当なの? 内科医に聞いてみた結果
「頭寒足熱」は「健康によい」けれど…
ところで、一般的には「頭寒足熱は健康によい」とよくいわれます。確かに、頭寒足熱は健康によいです。足元を温めることで足の血流が促進され、全身の血流もよくなるからです。「それなら、足元を温めるこたつはうってつけでは?」と考える人もいることでしょう。しかし、これはあくまで、こたつに「座って入る」場合の話です。
こたつで横になる、つまり寝てしまうと、どうしても体全体がこたつの中に入ってしまいがちになります。すると頭以外の部分が高温にさらされ続け、結果として熱がこもり過ぎてしまうのです。こうした点も、こたつで寝ることをおすすめしない理由です。こたつに入るときは足のみか、せめて下半身にとどめておくのがよいと思います。
中には、「『こたつで寝ること』と『布団で寝ること』はどう違うの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
そもそも人は睡眠時、体温が下がる特徴があります。布団で寝る場合は、汗をかいたり布団をずらしたりして、自分で温度調節ができますが、こたつの場合、先述してきたように高温に長時間さらされるので、体温が下がりにくくなると考えられます。また、高温によって体の水分が奪われることで脱水状態になりやすく、その影響で心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性もあるのです。
しかしながら、こたつに入っていると、その心地よさからうっかり“寝落ち”してしまう人が多いのもまた事実でしょう。もし、こたつで寝てしまったら、まずは起床後すぐに水分をしっかりと取ってください。また、布団で寝たときと比べ、こたつでは睡眠中の体の動きが悪いと考えられます。足腰や全身の関節に負担がかかっている状態なので、背伸びをして、少し体を動かすようにしてくださいね。
(オトナンサー編集部)

















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