【4月26日のマーケット】日経平均2日続落で1万7353円、企業決算や米国株下落など重石に
4月26日の東京株式市場で日経平均株価は2日続落、前日比86円02銭安の1万7353円28銭で取引を終えました。

4月26日の東京株式市場で日経平均株価は2日続落、前日比86円02銭安の1万7353円28銭で取引を終えました。
4月22日に約2カ月半ぶりの高値をつけた日経平均でしたが、マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストは「日銀が金融機関に対する貸し出しにマイナス金利を検討しているとの“うわさ”だけで株価を押し上げ続けるのは難しく、今週に入ると反動から2日続落しました」と話します。
また、きのう25日から始まった企業の決算発表が芳しくなかったことや、同日の米国株下落も重石になったといいます。日銀に対する期待への反動から、銀行や保険、証券などの金融株が売られ、資源価格の反発によって最近、上昇が大きかった海運や鉄鋼株も大きく後退しました。
一方、東京外国為替市場で、22日に1ドル=109円台半ばから一時112円近くまで上昇したドル/円でしたが「今週はやや円高に振れており、111円前後での攻防となっています」(西田さん)。
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