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一定の距離が奏功? 結婚4年、35歳女性が“姑”とうまくいっている理由

同じ経験を嫁にさせたくない

 うまくいっている嫁姑関係で、姑側の努力も見てみましょう。

 Cさん(58歳、女性)は自身が嫁姑関係で苦労してきた過去があります。

「若い頃、姑からいじめられ、つらい思いをしました。私のような思いを誰かにさせたくないので、息子が嫁を連れてきても『決して姑のようにはなるまい』と心に固く誓っていました。しかし、同時に『本当にそうできるのか。私も姑のようになってしまわないか』という不安もありました」(Cさん)

 しかし、Cさんの心配は杞憂(きゆう)に終わったようです。

「息子が連れてきた嫁から、私と打ち解ける努力の姿勢が強く伝わり、すぐに好きになりました。嫁とは生活スタイルや価値観が一致しない部分もあります。しかし、嫁の至らない点や私の価値観にそぐわない点を気に入らないと感じたことはありません。嫁の悪い部分より、よい部分に目を向けられているからだと思います」

 相手に自分の価値観を押し付けず、相手を許容しようというCさんの心構えが嫁姑関係によい効果をもたらしているようです。

 嫁姑関係を一概に論じることはできませんが、今回紹介した、うまくいっているAさんとCさんのケースには共通して、当事者たちが「嫁姑問題に陥らないように気を付けている」点が見受けられました。

(フリーライター 武藤弘樹)

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武藤弘樹(むとう・こうき)

フリーライター

早稲田大学第一文学部卒。広告代理店社員、トラック運転手、築地市場内の魚介類卸売店勤務などさまざまな職歴を重ね、現在はライターとミュージシャンとして活動。1児の父で、溺愛しすぎている飼い猫とは、ほぼ共依存の関係にあるが本来は犬派。趣味はゲームと人間観察。

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