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「ホームパーティーで節約」「1人1万円食材で鍋」…クリスマスの過ごし方、聞いてみた

今年は24日、25日が土日とちょうど重なるクリスマス。どのような過ごし方をするのか、30代、40代の人たちの予定を聞いてみました。

クリスマス、どう過ごす?
クリスマス、どう過ごす?

 今年は忘年会も増えているようで、新型コロナをはじめとする感染症を警戒しながらも、自粛のガードを少し緩めようとしているのが2022年・年の瀬の世相のようです。クリスマスは、年の瀬を一層華やかにするイベントですが、今年は24日、25日が土日とちょうど重なったこともあって、例年より気合を入れてクリスマスを楽しむ土壌が整っています。

 今年のクリスマスは皆さんどのような過ごし方をするのでしょうか。30代、40代の人たちの予定を聞いてみました。

ホームパーティーにするワケは?

 子育て世帯では数人から「ホームパーティーを開く」という話を聞くことができました。ただ、「なぜホームパーティーなのか」は、それぞれ違うようです。

「去年までは、クリスマスはディズニー(リゾート)などの行楽地に出かけるのが定番でしたが、今年は物価上昇で家計が少し心配なので、クリスマスにお金はあまり使わないことになりました。毎年恒例にしている年末年始の帰省は、私も妻もぜひしたかったので、これを優先させて、クリスマスにかかる費用をおさえる算段です。

そこで、今年のクリスマスでは外に出かける代わりに、家族でホームパーティーをすることにしました。親としては娘たち(10歳と7歳)に対して、『いつもみたいにお金を使ってあげられなくてごめん』という気持ちなんですが、子どもたちはビンゴを手作りしたり、部屋の飾りつけを少しずつ進めたりして、とても楽しそうに取り組んでくれているので、よかったです」(30代男性)

 記録的な物価上昇によって、節約を余儀なくされた世帯は多いはずです。クリスマスのような華々しいイベントはお金をかけるほど盛り上がりますが、お金をかけなくても十分楽しむ道はあるようです。

「24、25日は連チャンでホームパーティーにお呼ばれしているので、子どもと行ってきます。それぞれ子ども関係で、一つは幼稚園のお友達、もう一つが習い事のお友達です。

2件とも先方から誘われたのですが、誘う側・誘われる側双方の、気遣いや遠慮の質が(昨年とは)少し違うかな?と感じました。昨年は仲の良いママ友3人+それぞれの子どもで小規模なホームパーティーをしましたが、そのお誘いの際は『もう大丈夫…かな』と恐る恐る探りを入れる感じでした(※筆者注:昨年12月は新型コロナ第5波と第6波の間の小康状態)。でも今年は『ちょっと不安だけど、みんな行ってるし、行っちゃえー!』という雰囲気です」(40代女性)

 こちらのホームパーティーは、節約のためではなく、純粋に楽しむためのようです。それにしても連日ホームパーティー参加という過ごし方は、かなり充実していると言えるでしょう。

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武藤弘樹(むとう・こうき)

フリーライター

早稲田大学第一文学部卒。広告代理店社員、トラック運転手、築地市場内の魚介類卸売店勤務などさまざまな職歴を重ね、現在はライターとミュージシャンとして活動。1児の父で、溺愛しすぎている飼い猫とは、ほぼ共依存の関係にあるが本来は犬派。趣味はゲームと人間観察。

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